0001きつねうどん ★
2023/04/27(木) 12:55:24.47ID:EB1njltJ東部のバフムトで交戦するウクライナ軍の第３独立強襲旅団（ロイター）
ウクライナの大規模反攻の切り札なのか。米紙ワシントン・ポストは２６日、ウクライナ内務省系の軍事組織「アゾフ連隊」が、大規模な反転攻勢に備えて再建を急いでいると報じた。反攻は５月にも実施されるとみられ、アゾフ連隊が主要な役割を担う可能性もあるとしている。
ウクライナ側は大規模反攻について沈黙を守っているが、主力となりそうなのが「最強」と異名を取るアゾフ連隊だ。激戦地となったドネツク州南部マリウポリでは、アゾフスターリ製鉄所構内に立てこもってロシア軍と戦い、昨年５月に制圧されるまで、最後まで抵抗したことで知られる。
ワシントン・ポスト紙によると、ウクライナ政府は、ロシアが実効支配する地域を奪還する作戦を支援する６つの「攻撃用部隊」の１つにアゾフ連隊を指定した。６５００人の新しい戦闘員を採用する方針で、連隊の幹部の一人は、支配地域を「解放する用意はできている」と主張したという。
ロシアが２０１４年に強制併合した南部のクリミア半島では「謎の爆発」が発生したほか、ロシア軍の黒海艦隊がドローン（無人機）の攻撃を受けたといい、米誌ニューズウィークは「反転攻勢の前触れか」と報じた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は２６日、中国の習近平国家主席と電話会談を行った。習氏は和平に向け「建設的な役割を果たしたい」と仲介役に意欲を見せ、中立的な立場をアピールするが、米国など西側諸国には、ロシアと連携を深める中国への疑念は強い。現状での停戦は、ロシアによる東部と南部４州の一方的な併合を固定化することになるため、ウクライナとしては認めがたい。
クリミア半島の帰属について中国の盧沙野・駐フランス大使が「当初はロシアだった」と発言したことも不信感につながっている。
対するロシアのプーチン大統領は国内の締め付けを強化している。徴兵逃れをできなくするための招集令状の電子化をすでに実施したが、さらにロシア上院は２６日、国家反逆罪の最高刑を終身刑に引き上げる刑法改正案を可決、成立させた。最高刑はこれまで懲役２０年だった。ウクライナ侵攻への批判を封じ、交戦長期化で社会の動揺が広がるのを防ぐ狙いとみられる。
https://www.zakzak.co.jp/article/20230427-GHU5S5KMXRPYNOUBRZEZZ5FPBA/
