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左から松井一郎氏、菅直人氏

 4月6日に大阪市長を退任した松井一郎氏が、早速モノ申している。

 松井氏は市長退任と同時に政治家を引退。直近では大阪の情報番組などにコメンテーターとして出演している。

 そんな松井氏が矛先を向けたのは立憲民主党の菅直人元首相だ。発端は菅氏の10日のツイート。著書「維新政治を斬る!」に関連し「私は昨年1月から日本維新の会と激しい論戦を繰り広げ、参院選前に大阪特命担当となり、6月に『維新政治を斬る!』を出版しました。当初は私に激しく反発した維新でしたが、論戦が不利になるにつれて沈黙し、現在は私を無視する態度に変わりました」と勝ち誇った。

 これに松井氏が反発。11日までにツイッターで「カンさん、参議院選挙開票日に大阪のTVで馬場さんと直接討論する事になっていたのに、ドタキャンされたのは貴方です。お忘れですか?」とピシャリ。11日正午時点でこれに対する菅氏の返答はない。

 松井氏と言えば、ワイルドな風貌から一部で「組長」と評されたことも。直近では作家の百田尚樹氏に三くだり半を突き付けている。

 盟友の橋下徹元大阪府知事が、因縁の作家・百田尚樹氏との対談をブチ上げると、百田氏が橋下氏を「便所コオロギ」と呼び応戦。松井氏はそれまで百田氏とは一定の関係性があり、食事に行く約束をしていたそうだが、先の「便所コオロギ」発言に不快感を示し、予定をキャンセルした。

 松井氏はツイッターで「百田さん、残念です。僕を百田さんに紹介してくれたのは橋下さんです」などとつづり、間に入って取り繕うとした橋下氏に対しても「橋下さんに気を遣っている訳ではありません。僕自身が楽しくないだけです。ただ、僕を百田さんに紹介してくれたのは、橋下さんであり、百田さんと揉めるにしても、百田さんは年長なので百田氏として揉めて下さい」と、この件に関しては距離を置いた。

 松井氏の〝剛腕ぶり〟は政界引退後も健在なようだ。

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