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立憲民主党の国会対策委員長で宮城県連代表の安住淳衆議院議員は5月13日、今国会が会期末を迎える6月21日頃の衆議院解散の可能性が取りざたされていることに触れて、「受けて立とうじゃないかと思っている」と覚悟をにじませました。

防衛財源確保だけは「絶対に阻止する」
立憲民主党宮城県連は、5月13日夕方に仙台市内で常任幹事会を開き、この夏から秋にかけて行われる仙台市議会議員選挙や県議会議員選挙について話し合いました。

立憲民主党宮城県連代表・安住淳衆院議員:
「岸田さんはサミットで張り切っているかもしれませんが、防衛財源確保だけは絶対に簡単には成立させないぞという姿勢で闘っておりました」

冒頭のあいさつで代表の安住淳衆院議員は、岸田政権が進める防衛費増額の財源確保法案について痛烈に批判し、「財源を苦しい暮らし向きの人に充てるのではなく、トマホークや戦車を買うのに充てるということ。なおかつ復興特別所得税の言わば流用など到底認められるわけがない」と指摘しました。

そして、衆議院解散の可能性についてこう見解を述べました。

解散するなら「受けて立とうじゃないかと」
立憲民主党宮城県連代表・安住淳衆院議員:
「これから国会は緊張します。ちょうど会期末にぶつかっていきます。そこが多分、最大のヤマになると思います。私は覚悟を決めてこの国会に臨んでいます」

自身が出馬を予定する宮城4区を含め衆議院の区割りが見直されたことから、「自民党が候補者調整を急いでいる。いつ選挙があってもいいという態勢を整えているということ」と指摘し、解散をにらんで準備を進めると覚悟をにじませました。

立憲民主党宮城県連代表・安住淳衆院議員:
「来週開かれる広島サミットの後に総理がどういう決断をするかわからないけど、解散というのは選択肢として私は総理は持っていると思うので、こちらもあるものだと覚悟をして準備を進めたい。(7月の)仙台市議選と同じ時期に衆議院の解散総選挙を誘発する恐れもあります。しかし私はそれでも受けて立とうじゃないかと思っています」

また、泉健太党代表が「次期衆院選で150議席獲得できなければ辞任する」と述べたことについて問われると、県連副代表の鎌田さゆり衆院議員に関するある事実を明かしました。

鎌田議員の問いに「150議席獲得しないと辞任」
立憲民主党宮城県連代表・安住淳衆院議員:
「退路を断つというのは決意を示すには良いことですよ。そういう点では鎌田さんがどうなんだと聞いて代表が答えたんだけど。鎌田さんですよ」

立憲民主党宮城県連副代表・鎌田さゆり衆院議員:
「覚悟を示せと言った」

立憲民主党宮城県連代表安住淳衆院議員:
「そしたら決意を示したから。良いこと」

立憲民主党県連は、6月25日の県連大会までをめどに、仙台市議選や県議選の候補者調整を進めています。

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