八幡平市と宮古市でクマに襲われ 男性2人がけが

https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20230516/6040017680.html
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16日正午前、八幡平市の山林でタケノコ採りをしていた48歳の男性がクマに襲われ、左手をかまれるなどのけがをしました。
また宮古市でも夕方、犬を散歩させていた70代の男性がクマに襲われ顔にけがをしました。
警察などが注意を呼びかけています。

16日正午前、八幡平市兄川の山林でタケノコ採りをしていた秋田市の48歳の男性がクマに襲われたと消防に通報がありました。

警察や消防によりますと、左手の親指付近をかまれるなどけがをしていて、ドクターヘリで病院に搬送されました。

意識はあり、命に別状はないということです。

男性は16日、家族や親戚の4人でタケノコ採りをしたあといったん下山し、
再び親戚と2人で山に入ったところ、クマに襲われたと話しているということです。

クマよけの鈴をつけ、火薬で音が出るおもちゃのピストルを鳴らすなどして警戒していたということです。

一緒にいた親戚に被害はありませんでした。

一方、宮古市崎山では16日午後4時すぎ、70代の男性がクマに襲われたと消防に通報がありました。

警察によりますと、男性は犬を散歩させていた際、子連れのクマに襲われ、顔にけがをしたということです。

病院に運ばれ手当を受けていますが、命に別状はないということです。

県内ではことし、クマの目撃や被害が相次いでいて、警察によりますと、
クマに襲われたケースは16日の2件を合わせると4件起き、合わせて5人がけがをしています。

警察などは山に入る際などは注意するよう呼びかけています。

05/16 17:58