0001きつねうどん ★
2023/05/18(木) 07:02:08.67ID:q6IECAySImage: nendo
フタの隙間がウマさの秘訣。
ビールを美味しく飲む決め手は「泡」の比率だといわれています。見た目の美しさだけでなく、酸化防止や炭酸ガスが抜けないよう、7:3の黄金比率でフタをするのが良いというのが通説ですよね。
サーバーで注ぐ場合は、レバーを手前に倒すとビール、奥に倒すと泡が出ます。ですが缶ビールだと調節が難しいところ。最初に高い位置からドバドバーっと泡立てながら入れ、後から静かにビールを注ぐ人もいるでしょう。
デザインと科学の力で泡を作る
その工程をもっと簡単にしたのが、デザイン事務所のnendo。「foam-can」にはプルタブがふたつあり、2ステップで7:3が出来上がります。
1のプルタブでフタを半分開ければ液体のビールが、2のプルタブで全開にすれば泡が出るよう計算されています。
泡が発生する原因は、開封したときの缶内圧力の急激な低下と、注ぐときの缶と液体の間で生じる摩擦という科学的な見地から、フタが開く隙間を調節したのでした。
https://media.loom-app.com/gizmodo/dist/images/2023/05/08/230509_nendo2.jpg?w=640
Image: nendo
すべての缶ビールに搭載してほしい
さすがTokyo2020大会の聖火台もデザインしたnendo。シンプルで美しく実用的です。今後この缶は市場で見られるようになるでしょうか? 泡にこだわるビール通なら、早く試してみたくなりますね。
Source: YouTube, nendo (1, 2) via YANKO DESIGN, dezeen
https://www.gizmodo.jp/2023/05/nendo-foam-can.html