91歳母親殺害の疑いで息子逮捕「介護に疲れた」と供述 神戸

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20230531/2020022015.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いのでご注意を

神戸市垂水区で、同居する91歳の母親の首を絞めて殺害したとして69歳の息子が殺人の疑いで逮捕されました。
調べに対して「介護に疲れた」と供述しているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。

逮捕されたのは、神戸市垂水区の無職、樫原正弘容疑者(69)です。
警察によりますと、自宅で同居する母親の友子さん(91)の首を絞めるなどして殺害したとして、殺人の疑いが持たれています。
近所に住む家族が、容疑者から遺書のような手紙が届いたことから自宅の様子を見に行ったところ、
廊下で顔にタオルが掛けられた状態の友子さんを見つけたということで、搬送先の病院で死亡が確認されました。

その後、家族から通報を受けた警察が息子の行方を捜していたところ、近くの海岸で倒れているのを発見し、
事情を聞いたところ母親を殺害したことを認めたことから、逮捕したということです。
警察の調べに対し、「2、3年前に妻が亡くなり親子だけになった。
介護に疲れたので母親の首を絞めて殺そうと思いました」などと供述しているということで、
警察は母親を殺害したあと自殺を図ろうとしたとみて、詳しいいきさつを調べています。

介護疲れなどが背景にあるとみられる事件は、あとを絶ちません。
厚生労働省が示している、主な相談窓口、「いのちの電話」や「よりそいホットライン」の連絡先は、次の通りです。
▼「いのちの電話」(0120-783-ωωω)
▼「よりそいホットライン」(0120-279-ωωΘ)

05/31 16:59