コンビニ「ローソン」が、食品ロス削減に向けた取り組みとして、余剰食材を使用した手巻寿司を開発。6月6日より全国で発売される。

新商品の「手巻寿司 漬まぐろ」(181円)は、本来2月の節分商品「恵方巻」で使う予定だった漬まぐろのたたきを再利用しており、通常の原材料を使用した場合と比べて価格を抑えているという。また、7月以降も余剰食材の「サーモン」や「いか」などを使用した手巻寿司を順次発売予定とのこと。

ローソンはこれまでに、折れ数の子や伊達巻の切れ端といった規格外食材を活用した「もったいないおせち」や、規格外のカニカマ・海老などを使用した「もったいない! 海老カツ 恵方巻」などを発売。主に40~50代の客を中心に好評だったという。

同社は食品ロス削減の目標として、2025年に2018年対比25%削減、2030年に同50%削減、2050年に同100%削減を目指し、AIを活用した発注の適正化や値引き販売の推進など、さまざまな取り組みをおこなっていくと発表している。
 https://www.daily.co.jp/leisure/kansai/2023/06/04/0016434397.shtml