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2023/06/10(土) 06:57:25.71ID:INNnaxsL8日の定例会見で記者の質問に答える玉城デニー知事。この会見で、習氏の沖縄発言への受け止めを述べた=沖縄県庁
中国の習近平国家主席が沖縄に関して言及したことを中国の共産党機関紙「人民日報」が4日付の1面で報じたことについて、玉城デニー知事は8日、「今後の交流発展に意欲を示されたものと受け止めている」と述べた。定例会見で記者の質問に答えた。
玉城知事は、記事中の習氏の沖縄に関する発言部分を紹介。「私が福州で勤めていた時、福州には琉球館と琉球人墓があり、福州と琉球の縁が深いことを知っています。それに、福建出身の三十六姓の人々が昔、琉球に移住したことも知っています」と読み上げた。
その上で「歴史と、そこからつながっていった交流や文化について、かなり深い見識をお持ちであると受け止めている」と述べた。
玉城知事は「県としても沖縄と中国の長く深い交流の歴史をこれからも温めていくことが交流発展の礎になると考えている」と強調。7月に中国を訪問する予定で「経済復興を見据えた観光や交流を展開していきたい。現地関係者と意見交換し、交流を確かめ合う場にできれば」と話した。
中国政治外交史や米中関係が専門の東洋学園大の朱建栄教授は「中国が今年に入って、調停外交を含め米国以外のほぼ全ての国と地域に対してほほ笑み外交や親善外交を展開している」と指摘。習氏の沖縄に関する発言も「玉城知事の訪問を念頭に親しみを伝えたいということではないか」と分析している。(政経部・山城響)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1166946