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山本太郎氏

 れいわ新選組の山本太郎代表が8日の参院法務委員会での入管難民法改正案採決時にダイブした問題で、与野党が9日、懲罰動議を尾辻秀久氏参院議長に提出した。

 山本氏は採決時に公明党の杉久武委員長が持っていた紙を奪おうとして、与党側の議員が委員長をガードしているところに〝ダイブ〟を試みていた。この際、自民党の議員2人と衛視が負傷したとしている。

 懲罰動議は自民党の福岡資麿、加田裕両氏、立憲民主党の田名部匡代氏、公明党の谷合正明氏、国民民主党の川合孝典氏の5人。

「議事を妨害するために法務委員長席に向かい、委員長席後方の机の上から数度にわたり飛びかかり、その際、委員長の周りにおいた2名の議員を負傷させた。参院の秩序を著しく乱すものとして、断じて看過することはできない」と懲罰を求めた。
 
 山本氏は「打撲された方が本当にいたら申し訳ない気持ちがある。一方でこの法案が通ると打撲どころか命を失う危険性が高まる人たちがたくさんいるので体を張りました」と釈明していた。

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