テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は15日、岐阜市にある陸上自衛隊射撃場で男性隊員3人が自動小銃で撃たれ、2人が死亡、1人がけがを負った事件を報じた。

 この事件で殺人未遂容疑で自衛官候補生の男(18)が現行犯逮捕された。番組では、死亡した52歳の教官に叱られたという趣旨の供述をしていることを伝えた。もう1人の死亡した25歳隊員を狙ったわけではなく、発射を妨げようとしたから撃ったという話もしている。岐阜県警と陸自は教官が標的だった疑いもあるとみて、トラブルの有無や当時の状況を調べている。

 この事件にコメンテーターで同局の玉川徹氏は「一体何があったのか?18歳で多感ですよね。確かに兵士にするわけですから過酷な指導訓練も行われるわけで。それに耐えられない人がいる場合はどうするんだ?と」とし「自衛隊として今、人が少ないので、なるべく多くの人に自衛隊員になって欲しいと募集をかけるわけですけどその募集の仕方等も含めて一体、どういう人に国防を担ってもらうのかっていうところをもう一回再点検する事例なのかもしれない。何せ2人の方の命が失われているわけですから」と指摘していた。

https://hochi.news/articles/20230615-OHT1T51026.html