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 多くの家庭で当たり前のように使われていたにもかかわらず、昭和から平成、令和と時代を経る中で徐々に姿を消し、最近では一部の愛好家を除けばほとんどの人が持っていないと答えそうなカセットデッキ。しかし今回ご紹介するのは、その全盛期でさえも、おそらく多くの家庭にはなかったであろう、なんとも物珍しいタイプのカセットデッキだ。

 この動画(@it_ui)に登場するのは巨大なカセットデッキ。しかも動画を観ればわかるように、なんとその上部にはターンテーブルのような円形のスロットが設置され、そこには無数のカセットテープが。そう、このデッキは、カセットテープが20連装可能だという、なんともパワフルな1台。一応は日本の大手メーカー製のものであるものの、50年ほど前に北米限定で販売されていたものであると推測されるのだという。

 よほどのオーディオマニアでもない限り、おそらく実物を見たことがあるという人はそういないであろう、なんとも珍しい1台。投稿者は「50年前のパナソニック製のカセットデッキ。当時恐らくアメリカのみで販売されたものでセット出来るカセットテープの数は驚異の20連装。カセットが静かに本体へ飲み込まれていくのもまた良い…難点はレコードプレイヤーよりデカいし20kgある」とというコメントを添えると、動画の再生回数は30万回を突破。

 ネット上の人々からは「これ凄いですね!!初めて見ました!」「見たことも聞いたこともないです。業務用のジュークボックスなのかな?いったい、定価はいくらしたんだろう。なんかすんごく高そうな」「素晴らしいビックリドッキリメカ!実物が見たい。」「なんじゃこりゃー!」「ロストテクノロジーかも 似たのを作れるが耐久性に難ありみたいな」「これってホントにあったのですか!?高校時代オーディオマニアから『ジュークボックスのカセットテープ版がある』と言ったとき。いくら何でもそんなのあるわけ無いだろうと、皆で笑ったけど。今ここで謝罪させていただきます」といった様々な声が寄せられている。(ABEMA『週刊BUZZ動画』)

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