https://nazology.net/wp-content/uploads/2023/06/1dddcc903161f72743b3d0086d380eac-900x450.jpg
ツクツクボウシの鳴き声が「パートごとに別の意味を持つ」ことを実証! / Credit: canva

もうすぐ夏、セミの大合唱が始まる季節です。

中でも「ツクツクボウシ」は、曲のイントロやサビのように鳴き声が各パートに分かれている珍しい特徴を持っています。

しかし、その生物学的な意義はいまだ明らかになっていません。

そんな中、九州大学と大阪公立大学の研究チームは、このパート分けの実態解明に一歩前進する発見をしました。

ツクツクボウシのオスは、他のオスが鳴いていると「合いの手」を入れるのですが、あるパートで「合いの手」の数が大幅に増えることが判明したのです。

何か彼らなりのセッションのルールがあるのかもしれません。

研究の詳細は、2023年5月29日付で科学雑誌『Entomological Science』に掲載されています。

つづき
https://nazology.net/archives/128777