5日、札幌市を訪れた立憲民主党の泉代表は、次期衆院選の野党共闘について、前向きに調整する考えを明らかにしました。

 5日午前、JR北海道の綿貫社長と会談した立憲民主党の泉代表。
 JR北海道の経営課題や北海道新幹線の札幌駅の工事状況について、意見交換しました。

立憲民主党・泉健太代表
「(JR北海道で)働く方々にとっても、魅力を維持できる、そういう経営支援を国の方からも行わねばならぬなと、そんな感じを受けましたね」

 一方で、注目されるのは、次期衆院選での野党候補の一本化です。
 泉代表は、これまで、共産党などと選挙協力はしないと明言していましたが、野党間の協力を目指す方針に転換しました。
 その理由を記者に問われると。

立憲民主党・泉健太代表
「解散が遠のいたから、改めて自民党と対峙するために、何が最適なのか考える時期になっていると思いますので、立憲民主党としても、その意味で各党もういちど考え直してやりとりをしていく」

 道内では、先日すでに、共産党が6区と9区で独自に候補者の擁立を発表しました。
 これらの区には、立憲民主党も現職と予定候補者がいることから、今後の調整が注目されます。

https://www.hbc.co.jp/news/84ce0f851afd3740023abd6e5d5f4cd4.html