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島根県松江市の繁華街・伊勢宮町で一軒のバーが話題を呼んでいる。ここに、不思議な光景が広がっていた。

伊藤裕介記者

「こちらのバー、一見普通に見えるんですがご覧ください敷き詰められているのはサラサラの砂です!」

まるでスナバのような店内。今年1月にオープンしたバー、その名も「SU-7(すな)」だ。

RC・クリエイティブグループ 中村友樹社長

「鳥取県の方には何で(島根県の)松江でやるんだとか、色々言われるんですけど松江でもこういうところがあるという話題性とか楽しみの一つになれば良いと思っています」

床一面に敷き詰められた砂は実に2トン。鳥取砂丘…ではなく、ベトナムから仕入れた。見た目の面白さだけでなく、お酒も充実していてその数は40種類以上。また、若者の間で話題の「シーシャ」と呼ばれる水たばこも楽しめ、幅広い世代の人から人気を集めているという。



「砂が建物のなかにあるってすごくて、靴や靴下を脱いでいますけどすごいサラサラして良いですね。夏だけどひんやりしていて居心地が良いです」

さらに隣接する場所に新たにオープンした姉妹店もオリジナリティーが溢れている。

RC・クリエイティブグループ 中村友樹社長

「砂で受け入れていただいたのなら、芝でも大丈夫だろということで」

床一面に芝生が広がるバー、その名も「SI-8(しば)」。今年4月にオープンした。芝生の色に合わせたオリジナルビールが一押しだという。その味は―。

客:「爽やかで飲みやすいです。美味しい!」

RC・クリエイティブグループ中村友樹社長

「この伊勢宮という場所で面白い場所があると話題になって、うちだけじゃなくてまわりの店にも行っていただきたいです。伊勢宮から遠ざかっていた期間が長いので、そういう機会になれば良いなと思ってそういう店づくりを目指しています」

コロナ禍で失われたにぎわいを呼び戻すために、話題を生むユニークな取り組みが広がりを見せている。

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