調理師専門学校の生徒が有名焼き肉店のシェフから極意を学ぶ

https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20230711/6040018240.html
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調理師専門学校の生徒たちが全国で有名な焼き肉店のシェフから焼き肉の極意を学ぶ特別授業が開かれました。

これは、盛岡市にあるMCL菜園調理師専門学校が牛肉の部位ごとの切り分け方といった技術のほか、
提供する際の工夫などを学んでもらおうと開きました。

講師には有名なレストランガイドでこれまでに2回、1位に評価された
東京の焼き肉店、「正泰苑」の社長でシェフ、キム・イルスさんが招かれました。

キムさんは、生徒たちの前で「リブロース」という部位の8キロほどあるブロックを、
余分な脂身やスジを取り除きながらさらに細かい部位に切り分けていきました。

そして、ステーキにして、生徒たちに部位ごとの肉の味を確かめてもらいました。

このあと、生徒たちが店で出すサイズに肉を切る作業を行い、
キムさんは調味料などは食べる直前に加えてできたてを提供することが大切だと説明していました。

授業を受けた生徒は、「肉の切り方だけで味わいが違うことに驚きました」とか、
「牛肉の脂が溶ける温度まで考えてタレをしみ込ませる手順が勉強になりました」と話していました。

指導を行ったキムさんは「コロナ以降も、外食産業は人手不足などでピンチの状態です。
この子たちが将来の外食産業をリードしていくことを期待しています」と話していました。

07/11 19:23