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日清食品の「謎うなぎ」を使った鰻重

今夏は7月30日の土用の丑の日を前に、日清食品が発売した「謎うなぎ」がわずか1分で限定1000食を完売した。絶滅危惧種に指定されているニホンウナギを巡っては、ナマズや魚肉の練り製品などさまざまな代用食品が登場。日清食品はカップヌードルの具材としておなじみの「謎肉」の技術も使い、大豆たんぱくを主原料に本物に近い味と食感を目指したという。

日清食品が売り出したのは「プラントベースうなぎ 謎うなぎ」。大豆たんぱくを材料の一つとする「謎肉」の技術も応用し、動物由来の原料は使わずに蒲焼きの食感と見た目を再現した。身と皮の間にあるウナギ独特のとろっとした脂身も表現されているという。

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動物由来の原料は使っていないが本物そっくりの食感だという

1尾分にたれと山椒のパックが2つ付いて、価格は1620円。同様の蒲焼きのパックは国産ウナギで2000円台から、中国産ならおよそ1000円台で販売されているといい、強気の価格設定だった。

だがオンラインショップで7月18日正午に1000セット限定で販売されると、1分で完売。広報担当者は「私たちのコンセプトを理解し、興味を持ってくださった」と手応えを示した。

今後の追加販売は未定だが、「お客さまの声を受けて検討していきたい」としている。

https://www.sankei.com/article/20230720-CY7DNYK7RBBZHMM5VWH4UZSIQQ/