立憲民主党の泉健太(いずみ・けんた)代表が23日、高知市で講演し、一般庶民のための経済政策へ転換する必要性を訴えました。

泉代表は23日開かれた立憲民主党の高知県連大会に出席。党の役員や党員らおよそ120人を前に講演し、岸田政権による経済政策は「一部の強者しか儲けておらず、アベノミクスで掲げた、富が浸透し、低所得者層にも利益が再分配されるトリクルダウンは起きていない」として、多くの一般庶民のための経済政策に転換する必要性を訴えました。

(立憲民主党 泉健太 代表)
「私たちはそうじゃない経済を目指す。むしろボトムアップ、地域から庶民から経済を活性化させるというモデルを我々は目指そうとしている。この対立軸があるのは各政党の中で自民党対立憲民主党ぐらい」

また、大会では高知県連の武内則男(たけうち・のりお)代表が「自民党の政治は一強独裁で国民の多くが反対する法案も強行的に通してしまう」と自民党の政権運営を批判しました。

ところで、立憲民主党高知県連は10月に行われる参議院議員補欠選挙に向け、元立憲民主党衆議院議員の広田一(ひろた・はじめ)氏に出馬を要請しました。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/kutv/620012