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マレーシア国立動物園でカピバラと同居する猫のオイエン(右)=撮影日不明、クアラルンプール近郊(同園提供)

 【クアラルンプール時事】クアラルンプール近郊にあるマレーシア国立動物園で、ネズミの仲間カピバラの展示施設に1匹の迷い猫がすみ着き、人気者となっている。カピバラと一緒に昼寝するなど仲良く暮らす姿が話題となり、動物園は猫の同居を公認した。

 猫が動物園に来た経緯は不明。国営ベルナマ通信によると、新型コロナウイルスの流行を受けて断続的に休園していた動物園が2021年9月、本格的に営業を再開した頃にはカピバラと共存していたという。毛色からマレー語で「オレンジ色」を意味する「オイエン」と呼ばれるようになり、カピバラの施設にはネームプレートも加えられた。

 当初はカピバラに与えられるパンをつまみ食いしていたもようだが、現在は動物園が専用の餌を用意。ふんの状況を確認するなどして、健康管理にも気を配っている。

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