年齢によるジェネレーションギャップを感じやすいもののひとつに、カラオケがあります。会社の後輩や部下などと一緒にカラオケへ行くと「その曲、誰のですか?」などと言われかねず、選曲に悩むこともあるのではないでしょうか。どんなに流行ったとしても、同世代にしか共有されていない曲が多かったりするのです。今回は40代にしかわからない盛り上がり曲の中でも、なぜか体が動いて踊ってしまう10曲をあげていきましょう。

1 リンダリンダ/THE BLUE HEARTS
40代男性の定番曲のひとつ。サビの部分♪リンダリンダ~がくるとなぜだか「飛ぶ」人があらわれるリンダリンダ。そのとき飛んでいる人はほぼ間違いなく40代でしょう。青春時代からの条件反射です。ただ40代ともなると若干足腰が弱ってくるので、ケガしないように気をつけましょう。

2 仮面舞踏会/少年隊
イントロ部分からアクションをキメる人もいますが、だれもが鉄板で踊るのは大サビ。X・T・Cのところでひざまずき腰をふるのがお約束です。ただ、本物が踊っている映像を知らない若い女子の前でやるとドン引きされる可能性があります。メンバーと空気を読んで踊ってください。

3 涙のリクエスト/チェッカーズ
気がつくとサビの部分で腕を頭上で回してしまうのが、チェッカーズの『涙のリクエスト』。担当を決めなくても、勝手にコーラスをする人や、サックスを吹くマネをする人も出てきます。激しい振り付けではないので、40代でも酔っぱらいでも安心して盛り上がれる曲です。

4 天使のウィンク/松田聖子
女性部門のカラオケ曲として圧倒的人気をほこる松田聖子さん。『赤いスイートピー』『あなたに逢いたくて』なども人気ですが、ついつい踊ってしまうのは『天使のウィンク』でしょう。といっても、サビの♪天使がウィンク~というところで手をパクパクさせるだけですが。あまり踊りが得意でないかたにもオススメの一曲です。

5 DESIRE/中森明菜
一方、本気で踊りながら歌う派の40代女性が選びがちなのは中森明菜さんの曲。特に『DESIRE』はフルで踊るかたも多いでしょう。部屋じゅう全員が踊ってしまうのが♪恋もDANCE~からの部分。かなり激しいので、40代としては腰を痛めないよう心して踊りましょう。

6 セーラー服を脱がさないで/おニャン子クラブ
のっけから勝手に手が動いてしまうのが『セーラー服を脱がさないで』。簡単なので誰にでも踊れる振り付けです。ただ、この曲が誕生するきっかけの番組が放送されていなかった地域もあるので、同世代であってもイマイチ盛り上がらないことも。参加メンバーの出身地にも気をつけたいところです。

7 淋しい熱帯魚/Wink
♪Heart on wave~のところで腕を動かしながら回るのは、鉄板中の鉄板! デュエット曲ですが、イントロが流れた瞬間、勝手にマイクを持つ相方が出てくるので、事前の打ち合わせは不要です。顔はもちろん無表情がお約束。マイナーコードの哀愁ある曲ですが、盛り上がること必至です。

8 マリオネット/BOOWY
ここからは踊るというよりアクションが出てしまう3曲をご紹介。この曲限定というよりはBOOWYの曲すべてに当てはまりますが、必ず布袋さん気分でエアギターをドヤ顔で始める輩が出てきます。歌っている本人よりもむしろ周囲の人間のほうが脚光を浴びるという、稀有なパターンの曲です。

9 ロマンティックが止まらない/C-C-B
イントロが流れた瞬間、みんなエアドラムを始めるのが、『ロマンティックが止まらない』。部屋中がドラマーだらけになる曲です。ドラマーがここまでクローズアップされた曲は、後にも先にありません。この曲も、ほうっておいても勝手にコーラスメンバーが現れます。

10 YAH- YAH- YAH/チャゲ&飛鳥
サビの部分がくると、とりあえずみんな立ち上がって手をあげる。それがチャゲアスの『YAH- YAH- YAH』です。これも、勝手に相方がでてくるパターンのデュエット曲です。場合によっては正面からあおいで風を吹かせてくれる人も。謎の一体感を持てるので、シメの一曲におすすめです。

文/浅見悦子

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