テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は3日、日大のアメリカンフットボール部の部員が大麻とみられる薬物に関与した疑いがあるとして大学側が調査に乗り出していることを報じた。

 林真理子理事長は取材に応じ「一部のマスコミで報道されていますように、違法な薬物が見つかったとかいうことは一切ございません。経過を申し上げますと、父兄という方から手紙をいただいて、こういうことがあるんじゃないかということで私どもの方で調査を始めましたが、その手紙がマスコミの方ですとか、各方面にその手紙が行きまして、私どもの方でも調査を始めているところ。私も学生を信じたいという気持ちでいっぱいでございますけども、何か分かりましたら速やかに、全く何の隠し立てもせずお話も致します」と述べた。

 日大は部員のほか退部者、監督、コーチら指導者を対象に聞き取りなどを実施中で、既に警察に相談したとした。チームは現在、事案調査のため全体練習を控えているが、活動休止はしていない。7月22日には同部の保護者会を開き、事実関係の説明を行った。関東学生アメリカンフットボール連盟にも同31日に報告を行ったが、内容が不十分だとして再報告を求められている。

 コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は大麻の問題を「善か悪かっていう問題よりも合法か違法かって極めてその問題だと思うんです」と指摘した。

 その上で海外では嗜好品、医療品として認められている国があるとした上で「だからと言って(日本国内で)使っていいか?と言ったらダメだ。なぜかと言ったら違法だからなんです」などとし「違法なことをやっちゃダメなのは、大人なんだから分かるでしょ?極めてその問題だと思います」と繰り返し指摘していた。

https://hochi.news/articles/20230803-OHT1T51031.html