米軍がウクライナ兵に教えた戦術は間違っていた、これからは従来の戦法で [きつねうどん★]
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ウクライナ支援のために、NATOはウクライナ軍を訓練し、新たな戦法を短期間で教え込んだ。だが、その戦法はウクライナ軍が制空権を獲得していないため、うまく機能していないとアナリストらは見ている。結局、ウクライナ軍は、ロシアの防衛線を突破するために、従来の戦法を再び採用しはじめているようだ。
夏の反攻開始から2カ月以上が経過しているが、ウクライナ軍はこれまで、アメリカが提供する戦車や装甲車などの装備とともにNATOの戦闘スタイルを軍隊に取り入れてきた。
だがニューヨーク・タイムズ紙は8月3日、NATOの訓練が期待されたほどの成功を収めていない可能性を示唆した。「ウクライナの軍隊はアメリカ式の戦闘方法を退け、熟知している従来の戦法に戻した」と、同紙は報じている。
専門家が本誌に語ったところによれば、その主な理由はひとつ。NATO諸国は諸兵科連合、つまり軍隊内の異なる兵科(兵種)が一体となって機能することを重視する。ウクライナ軍がNATOの戦術を使って成果を上げるためには制空権の確保が必要だが、今のウクライナ軍にはそれができない。
「西側のアプローチが効果的に機能するためには、あらゆる戦闘能力が必要であり、その重要な要素が航空戦力だ」と、かつてイギリスとNATOの化学・生物・放射性物質・核防衛部隊を指揮していた元英陸軍大佐ヘイミッシュ・ド・ブレトン・ゴードンは言う。
片手を縛られた戦い
西側諸国はウクライナに数百億ドル規模の安全保障能力強化支援を行っているが、この支援にはアメリカのF-16のような西側の戦闘機やNATO標準の攻撃ヘリコプターは含まれていない。
反攻作戦が開始される数時間前、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はウォール・ストリート・ジャーナルに対し、ロシアの航空戦力が圧倒的に優勢で、ウクライナは防空体制が不十分であるというこの現状は、今後数カ月で「多数の兵士が死ぬ」ことを意味すると語った。
ロシアの航空戦力に対抗する欧米の戦闘機がなければ、ウクライナ軍は「少なくとも片手を後ろに縛られて戦っている状態だ」とド・ブレトン・ゴードンは本誌に語った。「私にとっては、これが最も重要なことだ」
専門家によれば、NATOの戦闘スタイルは、空を支配することに大きく依存しているため、近年はNATOが制空権を確保している場所でしかテストされていない。
「NATO軍の現存メンバーで、過去18カ月間にウクライナ人が経験した戦闘に近いものを経験した者はいない」と、ハーグ安全保障研究センター(HCSS)の戦略アナリスト、ディービス・エリソンは本誌に語った。「NATOは陸戦のやり方について何十年も投資と訓練を重ねているが、それが本格的な対国家戦争で真剣に試されたことはない」。
イラク戦争や1991年の湾岸戦争のようなケースでは、「アメリカと西側の連合軍は広範囲に圧倒的な航空優勢を迅速に獲得することができた」と、HCSSのもう一人のアナリスト、ポール・ファン・ホーフトは本誌に語った。 制空権を確保していないウクライナ軍はソ連時代のやり方から脱却するため、すばやく攻撃を重ねるNATO式の戦闘訓練を受けてきた。イギリスの防衛・安全保障分野のシンクタンク英国王立防衛安全保障研究所のニック・レイノルズ研究員(陸戦担当)は本誌に、「ウクライナが長年にわたって使ってきたソ連式の戦闘スタイルは、西側が現在ウクライナ軍に教えている戦い方とは根本的に異なる部分がある」と語った。
それだけでなく、「経験豊富な人材が圧倒的に不足している」うえ、経験を積んだ人材は、欧米軍が行っているような広範な戦術訓練を受けていないことが多い、とレイノルズは言う。
「ほぼ間違いなく、問題は、ウクライナ軍のそれまでの戦い方を最大に活かしつつ、よりよく戦えるように助けるのではなく、数カ月の訓練を受ければ、アメリカ軍と同じ戦法で戦うことができるようになり、準備万端で迎え撃つロシアへの攻撃につながるという思い込みにあった」と、カーネギー国際平和財団上級研究員マイケル・コフマンはタイムズに語った。
戦場の経験の違い
「ウクライナ人が西側の訓練に見切りをつけたのは当然だ。実戦で培われた経験と適応力は、平時に組み立てられた西側の空論より優れている」と、エリソンも認める。「どちらかといえば、ウクライナ人が私たちから学ぶよりも、私たちがウクライナ人から学ぶことの方が多い」
アナリストたちは以前から、ウクライナ軍に対する訓練が戦場での成功につながるかどうかを疑問視していた。数週間の反攻でわずかな成果しか得られなかったため、ウクライナは前進のペースが遅いという批判に直面している。ウクライナ東部と南部全域に張り巡らされたロシアの防衛線に対してウクライナ軍がどのように戦っていくのかを懸念する声もあがっている。
米国防総省のパット・ライダー報道官は8月3日、メディアに対し、「ロシアには占領地域一帯の防衛を強化する時間があった。ウクライナはロシアに戦いを挑んでいるが、厳しい戦いになるだろう」と語った。
「われわれは2014年以来、ウクライナ人を訓練してきた」とライダーは述べ、「ウクライナ軍は米軍の重要な戦闘能力を身に着けることができるし、みずから選んだ時と場所でその能力を発揮することになると確信している」と付け加えた。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/08/post-102378.php ロシアには、ウクライナのネオナチを殲滅してウクライナ東部を解放するために、頑張ってもらいたいものだ 中南米の反米政府転覆のために誘拐、拷問のしかたまで教えてたのがアメリカてすからね
どの口で北朝鮮批判できるんだろうと思うわけです 焦ってコロコロやり方変えたりしだしたら危ういだろ
テストとか受験だって「やっぱ文法より単語からやるか」「この参考書やめてこっち使ってみるか」とかやってら成功しないだろ 西側の戦略は空軍力を前提としたものだから空軍力無しで陸の戦法をマネてみたところでロシアの航空機の餌食になるだけだということだろう。 大戦略の「イロコイ歩兵重歩トラック補給車だけで勝てる」論に類似 バカバカしい
もう、ロシアの戦法も変わってるよ
臨機応変に変えられない点でおわり 弱いものいじめはできるけど
強い奴にはからっきし意気地がないってだけのこと 米軍の方法で制空権取れなかったら同種の防空兵器持ってる中華相手にしてもヤバイんじゃね?
ステルス機と精度のいい索敵で何とかするの? >>14
米軍の強さは全世界を敵に回しても勝てるほどというのは眉唾もんだな 西側はウクライナに勝てない方法を仕込んで長期化するように仕向けていたということか 悪魔とゴミイナゴの二者択一て悪魔を選んだのが壺日本 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています