国民民主党代表選(9月2日開票)に立候補している玉木代表と前原誠司代表代行は27日、京都、大阪両市で街頭演説した。他党との連携のあり方で主張の違いが浮き彫りとなった。

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玉木代表(左)と前原誠司代表代行(21日、国会内で)

 京都市での演説で玉木氏は、立憲民主党について「政権を担える資格がない」、日本維新の会を「一番野党を分断している」と批判し、「我が党がすり寄ると吸収されてしまう」として、両党との連携に否定的な姿勢を示した。

 これに対し、前原氏は、立民の泉代表と維新の馬場代表の名前を挙げ、「私は2人と信頼感を持って話す。否定から入るのではなく、『一緒に政権を担おうじゃないか』と(両党を)説得して働きかけるのがリーダーだ」と強調した。

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