関東圏での勢力拡大を目指す日本維新の会が、大阪以外の首長選では初めて公認候補を擁立した茨城県牛久市長選が3日告示され、新人4人が立候補を届け出た。市長を2期務めた現職の引退に伴う選挙。維新公認の翻訳業、坂野美紗子氏(42)は「外部の視点を持ったしがらみのない人材が必要と、背中を押していただいた。政治も時代に合わせて変わらなければならない。維新スピリッツで人生をかけて戦う」と訴えた。

 一方、自民党系は元茨城県議の沼田和利氏(46)と、経産省出身で益子町副町長を務めた横田清泰氏(53)の2人が立候補し、支持基盤が分裂する中での選挙戦。沼田氏陣営は「しがらみとは全く縁がない。県と国のパイプを生かしたかじ取りをまかせてほしい」と訴え、横田氏は、豊富な行政経験を打ち出し「躍動する牛久を実現していきたい」と支持を訴えた。元茨城県職員の赤須理世自氏(61)も立候補した。投開票は9月10日。


9/3(日) 19:12配信   日刊スポーツ
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