旧県立体育館解体 随意契約に切り替え約4400万円で契約

https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20230904/8030016771.html
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香川県は高松市にある旧県立体育館を解体することにしていますが、その設計業務について
入札不調が続いていたため、随意契約に切り替えて、高松市の建築事務所とおよそ4400万円で契約を結びました。

高松市にある「旧香川県立体育館」は、世界的な建築家の丹下健三が設計を手がけたものです。

特徴のある形状から「船の体育館」として長年親しまれてきましたが、老朽化による改修費用などが
予定よりも高額になることがわかり、利用者の安全を確保するために平成26年に閉館しました。

県は、ことし2月に解体の方針を示し、解体方法や費用の積算などの業務についての指名競争入札を
ことし5月と6月に行ったもののいずれも1社のみの応札で、不調となっていました。

その後、「県との業務実績や売り上げが一定以上あり、参加意思のある業者は応札した2社しかいない」として随意契約に切り替えました。

このため応札した2社から見積もりを取ったところ高松市の森勝一建築事務所のみから提出があり、
予定価格の4523万円を下回る4455万円だったため先月30日に随意契約を締結しました。

県は、来年3月25日までに解体の設計をまとめることにしています。

09/04 12:41