鹿のふんがエサ 小学生が奈良公園の「ふん虫」学ぶ出前授業

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20230908/2050014532.html
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奈良公園に生息し、鹿のふんをエサにしている昆虫、「ふん虫」について、小学生が学ぶ出前授業が行われました。

奈良市の奈良学園小学校では、奈良公園の環境や生息する生き物を詳しく知ってもらおうと、特別な授業を行っていて、
8日は、3年生の児童が鹿のふんをエサにしているふん虫について、学びました。
授業では、「ならまち糞虫館」の館長の中村圭一さんが講師を務め、国内にいるふん虫の多くが
奈良公園に生息していることや、ふん虫のおかげで、奈良公園がきれいに保たれていることなどを説明しました。
また、子どもたちは顕微鏡をのぞいて、2種類のふん虫の標本を観察し、模様や形の違いを熱心に見比べていました。
授業を受けた女子児童は「鹿のたくさんのふんをふん虫が分解してくれることをはじめて知りました。
今度、奈良公園でふん虫を探してみます」と話していました。

09/08 12:00