韓国の「水増し」「フェイク」「誤魔化し」…!
韓国で暮らしていると、たまに、なにが真実なのかわからなくなる時がある。

特に、最近は韓国野党と左派市民団体が福島原発処理水に関して非科学的デマ(怪談)拡散運動を展開していて嫌気がさしていたが、この夏に「またもや…」と思える報道が出た。8月19日、朝鮮日報の記事『韓国公開映画323作品の観客数操作、69人を書類送検…チョ・グク元法相や文前大統領の映画も10-15%水増し』というのがそれで、この手の水増し、フェイク、誤魔化しはもはや“日常茶飯事”のようになってきたように感じる。

韓国に13年住んで、最近ではこんな「デタラメ」だらけの国が先進国と言われて大丈夫かと思うこともあるし、これが私の「祖国」なのかと思うと、暑さも手伝って変な気持ちにすらなる。

記事によれば、過去5年間で公開された映画323作品の観客数が水増しされていたことがわかったとある。当然、この水増しには日本でも少し話題になった文在寅前大統領と法務部長官だったチョ・グク氏の映画も入っているという。こうなったらもはや景気動向指数、世論調査指数、企業決算など、目に入り聞こえてくるものほとんどが「デタラメ」なのではと疑心暗鬼になってくるのは私だけだろうか。

日本と韓国に住んでわかったこと
そんなだから「デタラメ」な政治、政権が横行しても、危機感が薄いのかもしれないとさえ思うのだ。

私が初めて日本から韓国に移り住んだ時の率直な感想は、「映画のセットの様なハリボテな国だな」というものだった。実際、その思いは住んでみてどんどん高まり、生活するにつれて精神を不安定にさせられるほどだった。

というのも、日本で住んでいた頃、どんなストレスを抱えてもできなかった「十円ハゲ(円形脱毛症)」ができて、アレルギーとはまったくの無縁だった私がアトピー性皮膚炎(軽症)にもかかったのだ。

そんなストレスも原因は何なのかと日頃考えていたが、先日、日本で療養滞在を行った時に再認識したのだが、韓国に比べて日本は街並みが整理整頓されて綺麗だということに今さら気が付かされた。

そして、街並みが整理整頓されているだけでこんなに穏やかな気持ちになるのかと、驚いたのだ。知らず知らずに目に入る街並みからも、韓国ではストレスを感じていたわけだ。あくまで私の場合は、だが。

本当に気持ち悪い…
私の感覚では、韓国は田舎に行っても都会にいても中途半端に汚い。長らく日本に住み、ただし潔癖症ではない私が、それでも気になることが、知らず知らずに韓国でのストレスになっていたと感じた日本滞在だったのだ。

韓国人の妻は、日本でレンタカーで山の中をドライブしていても、キチンと道路が整備されていることに驚いていた。そんな妻も「こういう街並みから韓国へ来たら…そりゃあ、ストレスになるね」とやっと理解してもらえた様だ。

そんな韓国でもっともストレスなのは、喫煙者の私が喫煙ゾーンに行くと少なくない人がと「唾」を吐いていることだ。地方に行ったりすると大きな灰皿に砂が盛ってあるのだが、その砂は「唾だらけ」になっていて、飲み屋街の通りの「嘔吐物」を間近で見ている様で本当に気持ち悪い。

しかも、それが「ぺっ」と吐くんではなく「ネバーっ」と地面に落とすように吐いてる。「ぺっ」と吐かれるより「ネバーっ」とはスローモーションの様に目に入ってくる。それが無性にストレスになっている。

日本から韓国に移り住んでみると、かくも両国の「違い」に気が付かされる。最近はそんな違い、差をさらに感じるようになっているのは、私の気のせいなのだろうか…。

https://gendai.media/articles/-/115279