韓国「反日ムーブメント」、またまた不発へ…!
韓国では文在寅政権時に「反日正義」を振りかざして大手を振るっていた勢力が、いま急速に力を失う中で、なんとか世論を喚起起用とデマまでまき散らすほどの醜態を演じている。その様子を見ていると、「この国の政治家は大丈夫なのか」と呆れてモノが言えなくなる。

いま尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の有言実行な行動のみが、何とか私が正気を保っていられる理由だ。そんな日韓関係改善に努力する日韓両国の動きの中で、日本政府が福島原発処理水の放出日を8月24日と決定した。だが、韓国野党はその発表の前に8月26日に大規模な集会「福島汚染水放水反対」を行うと決めていた。

もちろん処理水放出に向けた批判デモなのだが、24日の放出の知らせを聞いた民主党関係者は「予想より放出時点が早くて当惑する」と情けなく話したという。

韓国野党も支持者を巻き込み、これまで非科学的デマで国民を再び反日へ扇動しようと拡散運動を必死で行ってきたが、デマは政府の正論で打ち消され、不発に終わった。

やっと放水という現実的な批判ができると勇んで26日の大集会を予定していたわけが、それも「放出後の反対の意味は?」と肩透かしに終わったわけだ。

文在寅の「罪」
これまで韓国の政治家たちの「反日感情」の政治利用は保身からでしかない。政党の支持率のために竹島に上陸したり、嘘がバレそうになったら日本を批判したりとして来たわけで、そこに政治家としての一貫性はほぼないように映る。

国民もそれに対して異論を唱えれば左派勢力の圧力で社会的に抹殺されかねなかったのが、いまは嘘の様に何でも話せる様になった。日本に居ると「えっ、そうなの?」と思われがちだが本当にそうだったのだ。

そんな状況が文在寅政権まで続いていたことを、韓国メディアの報道では一度も見たことがない。韓国メディアもいまやっと文在寅前大統領が従北を貫くためにいかに人権を無視して来たか、当時の文在寅政権、政党がいかに嘘を言ってきたかを指摘し、報道をし始めている。

日本とばかり比較して恐縮だが、韓国が日本の平均年収を超えたと言うが、「何だろう、この貧乏感」はと思っていたことを日本で気付かされた。それは、目に入るもの耳で聞く物が「豊か」ではないのだ。

デタラメ、嘘、豊かさ…
私は日本から韓国に移り住んでいると、多くのことが「デタラメで嘘」に見えて聞こえてしまう。最近の左派の言動を見ていると、ますますその思いは強くなる。そういった中での生活はいくらおカネに余裕ができても、気持ちを「豊か」にしない。

日本で暮らしていた時には収入が多かれ少なかれ気持ちが殺伐とし、ストレスを抱えることはなかった。韓国ではどこに行ってもデモや政治的横断幕は目に入り、どの街に行っても一定の汚さを感じて、知らない間にストレスとして蓄積されている。無意識に日本と比べていたのだろう。

三つ星ホテルや高級輸入車のデーラーでさえ、よく見ると外観のガラス清掃はされておらず、汚れで曇っているということもよく目にする。心休まらない韓国でいくら景気の良い、評価が高い数字を知らされても、日常で感じる“雑さ”からそんな数字に信用性はないと第六感が思いっきり訴えてくる。

それはほんとうに私だけのことなのだろうか……と最近は思うのである。

https://gendai.media/articles/-/115283