文在寅に「踊らされた人たち」
もはや日本でもお馴染みになった、韓国での左派活動家たちによる福島原発処理水放出への「難癖」。

科学的根拠に基づいたIAEA(国際原子力機関)の報告とはかけ離れた非科学的感情論に訴えた“すり替え戦術”で、韓国では海の海流を無視した非科学的なデマすら拡散されている。

が、さすが韓国人の多くはまともには信じなかった様だ。

科学的説明(歴史認識は別)がつかない物を信じないのは当然だろうが、2008年に起こった狂牛病では、左派の非科学的デマに躍った過去がある。さらに、文在寅政権での「反日、不買運動」でも同じく“踊って”しまったが、ここまで踊らされた結果、その後にはいつも「何も残ってない」どころか「破壊し尽くされていた」ということにやっと気づき始めたのだ。

「反日、不買」運動も、日本製品を排除するという目的だったが、じつは韓国の日常生活の中でこんなに日本製品が多くあふれているのかを思い知らされる結果となったのは“皮肉”だろう。

「反日不買」でわかった“皮肉な現実”
実際、「反日、不買運動」に便乗したサイトなどが韓国の日系企業をことごとく網羅し、不買運動を煽ったが、少なくない韓国人は「リンナイって、日本企業なんだ」と初めて気づかされたりした。

韓国では、冬に床を暖めて過ごす「オンドル」というシステム・ボイラーの多くが「リンナイ」であり、それを日本製だと知るきっかけになったわけだ。ちなみに私も韓国で5回引越しをしているが、どの部屋のボイラーも「リンナイ」だった。

国産車メーカーの現代、KIAについても、現代は三菱自動車開発のGDIエンジンバッチをつけ、KIAはマツダからの技術提携を受けているということも知られるきっかけになった。サムスン・ルノーの車の一部も日産提携のものだったり、もはや言い出したらキリがないが、日常生活から日系企業を排除しようということが「無理だった」と誰もがわかったのが“反日不買運動”だったわけだ。

そうした中での、今回の福島原発処理水をめぐるデマ拡散なのだ。

今回は尹政権が左派が発する非科学的デマに「正論」で真っ向から対抗しており、韓国国民は政府が「違うモノは違うという勇気(歴史認識は別)」も学んだ。その結果、今回の韓国左派野党と左派市民団体がどれだけ懸命に「反日感情」を誘導しようとも、頑固として国民感情は動かなくなっているわけだ。

なす術なし
最近、福島原発処理水放出で問題ないと刺身を食べまくる尹政権与党を尻目に、野党は『共に民主党』の李在明代表自ら断食を始めたというから、もはや笑いものである。

ここまで来ると非科学的デマの拡散も不発でなす術なく断食を行う様だがこれも1週間以上できるかどうか、私の周りで賭け(酒代)が始まったものである。

https://gendai.media/articles/-/115760