0001きつねうどん ★
2023/09/29(金) 07:41:25.00ID:jgJMH9go徴用工だった朝鮮半島出身の父親の給料袋を産業遺産情報センターに寄贈し感謝状を受け取った清本清一さん(前列左から3人目)ら=27日午後、東京都新宿区(奥原慎平撮影)
内閣府は27日、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」を紹介する産業遺産情報センター(東京都新宿区)に、いわゆる徴用工だった朝鮮半島出身の父親の給料袋を寄贈した兵庫県相生市の元在日2世で日本に帰化した清本清一さん(79)らに感謝状を贈った。半島出身の労働者に適切な報酬が支払われていたことを示す一次資料といえる。
センターの展示を巡っては、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が2021年、徴用された朝鮮半島出身者に関する表示が不十分と指摘したが、徴用工の待遇を説明する給料袋などが追加され、今月14日に展示を評価する決議を出していた。
清本さんは播磨造船所(同市)に勤務した父親が昭和17年1月から終戦後の20年10月までに受け取った給料袋約40点などをセンターに提供した。その多くが当時の男性工場労働者の平均月給を上回っていた。
清本さんは産経新聞の取材に、父親の待遇について「賃金は学校の校長と変わらないほどだった」と述べつつ、「ミカンの皮を食べて、しのいだという話も聞いた」とも語り、出身地の違いに関わらず厳しい環境だったと振り返った。
https://www.sankei.com/article/20230928-DW7REGHFZ5K2ZL3FIENVGLNFRA/