初心者でも覚えやすい簡単フレーズながら、確実に伝わる英会話を提案している、オンライン英会話スクール講師・mamiさんによるFRaU web連載「シンプルなのに伝わる英会話レッスン」(毎週金曜更新)。

英語で「I’m sorry.」と言われたとき、すぐに何か一言を返すことができますか? 何て返したらいいのか迷われる方も多いと思います。ですが、言われたまま返答しないのはよくないので、この機会にぜひ覚えましょう。表現はいくつかあり、状況やニュアンスによって使い分けられます。

今までの英会話レッスンはこちら▶︎

★mami流・英語を話すときの心得★
「間違えないように言わなきゃ」と気負う必要は全くありません。一番大事なのは「相手に伝えること」。カタコト英語でも問題ナシ! 「英語がしゃべれないから……」と、困っている外国人を見て見ぬふりせず、積極的に話してみましょう。

「I'm sorry」の返事に使える英語表現
「I’m sorry」と英語で言われたとき、どのように返していますか? 日本語でも「いいよ」「大丈夫だよ」など、いろいろ返し方がありますよね。英語でもシチュエーションによって使い分けられるフレーズを紹介していきます。

【1】No worries. 「いいよ」

【解説】このフレーズは「thank you」と言われたときの返しと、「sorry」と言われたときの返し、両方で使えます。「いいよ」と軽い感じの返答になるので、友達同士の会話でよく使われます。ネイティブもよく使うので覚えておきましょう。

【2】It’s OK. 「大丈夫だよ」

【解説】相手に謝られたときに「いいよ、大丈夫だよ」というニュアンスで使えるのがこのフレーズ。こちらも「sorry」以外の返答としても使えるので便利です。「Don’t worry, it’s OK.」など、他のフレーズと組み合わせても使えます。

【3】Don’t apologize. 「謝らないで」

【解説】「apologize」は「謝る」という意味の動詞です。このほかに「You don’t need to apologize.(謝る必要はないよ)」など、応用して使うこともできます。「It’s OK.(大丈夫だよ)」などのフレーズと組み合わせて使うのも良いですよ。

今週はここまで。mamiさん監修「シンプルなのに伝わる英会話レッスン」は毎週金曜日に更新!

『英語を話すために知っておきたい いらない英文法』(KADOKAWA)
mamiさんの3冊目となる最新著書では、英語を話すために実は「いらない」英文法を紹介。疑問文、過去完了、to不定詞など、英会話に必要な英文法を必死に覚えるのではなく、まずは“捨ててみる”と英語が不思議と話しやすくなる。そんな裏技を紹介している英語本です。

https://gendai.media/articles/-/116761