4月まで12年間つとめた兵庫県明石市長時代に手厚い子育て政策を実現させ、全国的に注目をあつめた弁護士の泉房穂さん(60)が29日、自身のX(旧ツイッター)を更新。2025年に開催予定の大阪・関西万博の建設費がふくらみ、日本維新の会の馬場伸幸代表が増額分について「国が主体的に負担していく」などと発言したとの報道に「国民は万博で身を切られたいとは思っていない…」と直言した。

 泉さんが添えたWEB記事によると、建設費見とおしが現行の1850億円から2300億円程度にふくらんだ差額の450億円について、立憲民主党の岡田克也幹事長が26日の会見で「国ではなく、大阪、大阪を中心とする経済界が負担するのが本来ではないか」と指摘。この発言に馬場代表は「万博というのは日本の、国のイベント。こういった費用は国が主体的に負担していくと。そのなかで、決められたルールのなかで地元や経済界にも負担をおねがいしていく」などと反応した。

 泉さんは「万博建設費の増額分は『国が主体的に負担していく』450億円上振れ『許容できる』と述べたとのことだが、当初見込み(計画時は1250億円)の”2倍近くまで膨らんだ万博建設費”を『国民が負担する』ことについて『国民は許容できない』と思う」ときびしく指摘した。

 フォロワーは「おっしゃるとおりです」「そもそも万博を必要としていない」「いまの時代! 万博いく人いるのかな???」「見こみ甘すぎじゃない?? プロが試算してるんでしょ??」「オリンピックのときもそうだけど、かんたんに予算オーバーしてくるな」「予想額よりふくれあがるのは中抜き業者がおおいからちゃうの?」「身を切ってもらいます…ってことですね…」など、いきどおる声が飛びかった。


9/29(金) 18:25配信  中日スポーツ
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