https://tokyo-sports.ismcdn.jp/mwimgs/e/8/800w/img_e88e8196fb1ba23f3c4b07b0c8040a1e136511.jpg
ラサール石井

 タレントのラサール石井(67)が29日に「X」を更新。サントリーホールディングス社長・新浪剛史氏による国民皆保険についての発言を〝危険視〟した。

 経済同友会の代表幹事を務める新浪氏はこの日、東京都内の日本記者クラブで会見。保険制度について「民間主導の民間が投資していく分野で、国民皆保険ではなく、民間がこの分野を担っていったらどうかと思います」と制度の〝民営化〟を提言した。

 この模様をリポストしたラサールは「出ました!! これが保険証廃止のそもそもの目的です。彼が思わず(保険証を紐づけるマイナンバーカード制度に関して)『納期』と言った訳がわかる。皆保険制度は死守しなきゃいけません」と投稿。

 その上で「民間が保険を始めたらあっという間に外資がアメリカが入って来ますぜ。財界はハイエナ、アメリカというライオンのおこぼれを頂戴する」と、民間参入のデメリットを唱えた。

 国民皆保険は国民全員に安い医療費で高度な医療が保障される制度だが、新浪氏は会見で「病気になってから対処療法するのではなくて、死なない医療だとか病気が悪くなる医療から、元気でいられるための医療に切り替え、そのための医療制度、保険制度につくり変えていく(必要がある)」と持論を展開している。

 新浪氏は6月の会見で、多くの不備が指摘されるマイナンバー制度についても「納期(2024年の秋)に間に合うように、ぜひとも仕上げていただきたい」と発言し、批判を集めていた。

https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/277992