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岩場に浮かんだ猫に似た「猫岩」=2023年11月18日午前10時50分、高知県土佐清水市爪白、笠原雅俊撮影

 奇岩・奇勝で知られる高知県土佐清水市の竜串(たつくし)海岸にニューフェースが現れた。その名も「猫岩」。

 足摺海底館の連絡橋から見える岩場に大きな「猫」の顔が浮かぶ。目と鼻と耳、そして左足をチョコンと上げている。茶と白の三毛猫にも見える。

 長年の風雨や波が砂岩を削って描いた自然の芸術だ。同館の文野翔太さんが入り口の受付で座っているときに猫岩に気づいたという。1972年に開館した同館は昨年11月、入館者が650万人を突破した。文野さんは「海底館に観光客や子どもたちを呼ぶ招き猫になってほしい」と見つめる。(フリーライター 笠原雅俊)

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