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炊き出し隊のメンバー。車に釜などを積み込んだ=2024年1月17日午前10時45分、丸亀市、増田洋一撮影

 香川県丸亀市と市観光協会は19、20日、能登半島地震で被災した親善都市の石川県七尾市に職員8人を派遣し、うどんの炊き出しをする。両日とも午前11時~午後3時、JR七尾駅前の商業施設ミナ・クル前で、かまかけうどんを各千食ほど提供する。

【写真】石川県七尾市に届けられる丸亀市民の応援メッセージ=2024年1月17日午前9時52分、丸亀市役所、増田洋一撮影

 18日の出発を控え、17日は準備作業があった。ワンボックスカー4台に水800リットル、生うどん200キロ、テント4張り、折りたたみのテーブル12台、いす30脚などを積み込んだ。炊き出し隊は金沢市のホテルに宿泊し、七尾市と往復する。

 メンバーの一人、市観光協会の金子柊斗(しゅうと)さん(26)は「寒い地域なので、温かいうどんを食べて少しでも元気になってもらい、皆さんが頑張って動けるようになれば」と話した。

 丸亀市役所の1階ロビーには七尾市民への応援ボードが設けられ、「はなれていても心は近くにあります。少しでも早い復興を祈っています」といったメッセージが書き込まれた。炊き出し隊は七尾市での炊き出しの際、テントの側面などに掲示して丸亀市民の思いも届ける。(増田洋一)

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