0001きつねうどん ★
2024/03/01(金) 12:45:33.66ID:MrCbQzvH奄美大島の瀬戸内町には、加計呂麻島、請島与路島の３つの離島があり、３島への物流手段は船だけです。瀬戸内町と日本航空は２０２０年に協定を結び、ドローンによる配送の実証実験を続けています。
去年１２月には、共同で運航会社「奄美アイランドドローン」を設立。瀬戸内町は国の補助を受け、１５００万円を出資しました。
ドローンは最大１５キロの荷物を運ぶことができ、定期便として島への物流を担います。
２９日は、瀬戸内町の古仁屋から１８キロ離れた５２人が暮らす与路島に、医薬品と新聞を乗せたドローンの第１便が飛び立ちました。
航空法でドローンの飛行技術はレベル分けされていますが、瀬戸内町で運航が始まったドローンは上から２番目のレベル３．５で、人がいる場所の上空を完全リモートで飛びます。
定期便以外にも災害時には被害状況を上空から撮影する予定で、国内で初めての取り組みだということです。
（瀬戸内町 鎌田愛人町長）「瀬戸内町のかかえる課題解決に向けて、新たな一歩を踏み出したという感動の気持ちでいっぱいです」
（日本航空エアモビリティ創造部 村越仁部長）「この取り組みは町の皆さんが主役。私たちもしっかりサポートする。この取り組みを通じて地域の活性化につながることを期待している」
ただ、ドローンは無事に出発したものの、２９日は波が高く、役場の担当者や報道陣が与路島へ船で渡ることができませんでした。
しかし、飛び立ったドローンは無事に１８キロの距離を飛び、わずか３２分で与路島に着陸。区長の信島豊武さんがドローンが届けた荷物を受け取りました。
２９日のように船が欠航してもドローンの運航は可能な場合があり、島民の生活の支えとなることが期待されます。
Ｑ．便利になる？
（与路集落 区長・信島豊武さん）「便利です。きょうは船が欠航でしたから。だけどドローンは来てくれました。その点は素晴らしい。定期的に与路島は医者が診療所に来て診察する。その診察の翌日に、薬局が船を貸切って配送していた。それをドローンが運ぶようになった。画期的です」
ドローンの運航は隔週の木曜・金曜の２日間で最大５往復します。当面は一般からの注文は受け付けず、医薬品と給食の食材、新聞を配達します。
https://www.mbc.co.jp/news/article/2024022900070157.html
