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なつかしくて触りたくなる「オッパイボール」 形状と握り心地の良さ…男はいくつになってもその魅力に勝つことはできない [きつねうどん★]
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0001きつねうどん ★
垢版 |
2024/03/06(水) 17:41:14.56ID:/FR+O2MI
https://www.sankei.com/resizer/42DemrQjjlEXgyyYaJaH-o4BJss=/0x224/filters:focal(1028x1411:1038x1421):quality(70)/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/7ETQVCXBOBKFDK5ABZFMSB3HVA.jpg

『諸行無常』という仏教用語は〝形ある物はいつか壊れる〟の意味。

この世の全てのものにこの言葉は当てはまる。〝なるほどな…〟などと、一瞬は納得するものの、そりゃ、目の前の物、欲しくて堪らなくなってしまうこともある。

相田みつをさん的に言うと、それが『人間だもの』。

しかも、このオッパイボール。買ったのは人生で三度目。ビニール袋を開けない理由は追々、説明する。

初めて買ったのは40年以上も前。どこで見つけたかは記憶にないが、その形状と握り心地の良さにグッときたのは確実だ。

随分、昔からあったものみたいで、大学の友達に見せると「なつかしい!」と、言って触った。

しかし、これを使ってキャッチボールに使用したのがよくなかった。何十回と友達と投げ合ってる内、キャッチ出来なかったオッパイボールが鉄柵に当たり、それであえなくパンク。中から液体が溢れ出た。

二個目は30代半ばの頃。これはよく覚えてる。浅草の仲見世通りにある土産物屋の店先で見つけ、思わず買ったのだ。前のと同じ会社の商品であろう。その形状と握り心地の良さに変わりはなかった。

しばらく当時の仕事場に置いていたが、来客がこれまた「なつかしい!」と言っては、許可なく触ることが多発。

中にはやたら強く握る客もいて、ヒヤヒヤしたがパンクせず済んだ。しかし、手アカや何たらで表面の汚れ激しく、一度洗ってみたが取れなかった。仕方なく仕事机の引き出しに仕舞い込んだが、数年後、すっかり萎んだ状態で発見。流石に捨ててしまった。

だから先日、飯田橋の駅ビルで買ったコレは、ビニール袋を開封していない。

それでも先日、仕事の打ち合わせでやってきた奴は「なつかしい!」と言い、許可なくビニール袋越しに触って帰った。男はいくつになってもオッパイの魅力には勝てないってことである。 (隔週火曜掲載)

■みうら・じゅん 1958年2月、京都市生まれ。イラストレーター、漫画家。エッセイストとしても知られ、97年に「マイブーム」で新語・流行語大賞を受賞した。2021年本屋大賞「発掘部門/超発掘本!」で、著書『「ない仕事」の作り方』(文春文庫)が受賞。近著に『ハリネズミのジレンマ』(文春文庫)、新刊『ヌー道―nude―じゅんとなめ子のハダカ芸術入門』(新潮社)、『マイ修行映画』(文藝春秋)が発売中。

https://www.zakzak.co.jp/article/20240306-HH3GZSRA35MRRPXRBDH4YZEZBY/
0002Ψ
垢版 |
2024/03/06(水) 17:47:26.02ID:iFbVO8/f
人生の2/3はいやらしい事を考え続けてきた
0004Ψ
垢版 |
2024/03/06(水) 22:07:01.92ID:WCZAm95J
目玉の親父みたい
オィ、鬼太郎!
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