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バチカンで2024年3月10日、ローマ・カトリック教会の教皇フランシスコに向かってウクライナの旗を振る人々=AP

 ローマ・カトリック教会の教皇フランシスコが、ロシアから侵攻を受けるウクライナに対し、降伏を意味する「白旗」という言葉を使って停戦交渉を促したことに対し、10日、批判が相次いだ。

 ウクライナのクレバ外相は10日、自身のX(旧ツイッター)に「私たちの国旗は黄色と青のものです。私たちが生き、死に、勝利するための旗です。我々は他のいかなる旗も掲げない」と投稿。ローマ・カトリック教会が第2次世界大戦中にナチス・ドイツに対抗する十分な行動を取らなかったと主張し、「歴史的な過ちを繰り返さない」よう求めた。

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