県の新年度当初予算案 生活保護世帯小中学生に携帯購入費助成

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20240312/6020019976.html
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県の新年度の当初予算案に盛り込まれた主な事業をシリーズでお伝えしています。
県は、通学途中に体調を崩した場合など緊急時に通報できるように、
生活保護を受給する世帯の小中学生を対象に携帯電話やスマートフォンの購入資金を補助する制度を始める方針です。

去年7月、米沢市で下校途中の女子中学生が熱中症とみられる症状で倒れているのが見つかり、病院に搬送されたあと、亡くなりました。

また、去年県内では5月から9月にかけて、熱中症の疑いで搬送された18歳未満の子どもは、103人に上っています。

こうしたことを受けて、県は、通学途中で体調を崩した場合など緊急時に通報できるように、
生活保護を受給する世帯の小中学生を対象に携帯電話やスマートフォンの購入資金の助成を始めることにしています。

県と自治体で、1人あたり1台5万円程度を上限に助成を行う方針で、県は、660万円余りの事業費を当初予算案に盛り込みました。

県教育委員会義務教育課は「登下校時の熱中症による体調不良など、トラブルが発生した場合に、
いち早く連絡して助けを求めてほしい。市町村を通じて支援を進めていきたい」とコメントしています。

03/12 07:47