https://nazology.net/wp-content/uploads/2024/03/85b43ceaad18a310155472e097b484c8-900x450.jpg
アオスジヒザラガイ(Tonicella lineata) / Credit: ja.wikipedia

風の谷のナウシカに登場する架空の生物「王蟲」は硬い殻に目が付いていましたが、似たような構造の生物が実際に存在します。

米カリフォルニア大学サンタバーバラ校(UC Santa Barbara)の研究で、軟体動物の一群である「ヒザラガイ」は背面の殻の中に2種類の目を独自に進化させていることが報告されました。

またヒザラガイの目は、王蟲のように殻にたくさん付いているという。

生物の目は通常、柔らかい軟部組織の中にありますが、硬い殻の中に「目」を直接埋め込んでいる例としては唯一と考えられます。

研究の詳細は2024年2月29日付で科学雑誌『Science』に掲載されました。

つづき
https://nazology.net/archives/146642