1人暮らしの高齢者と民生児童委員の交流会「笑いと歌のつどい」が、京都府大山崎町円明寺の老人福祉センター長寿苑で開かれた。落語やジャズが披露され、来場者が楽しいひとときを過ごした。

 町民生児童委員協議会が催し、独居高齢者が親睦を深める「ことぶき会」の会員ら約60人が参加した。新型コロナウイルス禍の影響で4年ぶりの開催となり、食事会などがあったこれまでとは趣向を変えて行った、という。

 はじめに、乙訓地域の住民らでつくる「日浦紀子 JAZZ ensemble Piraf」がピアノやフルート、トランペットを演奏した。「上を向いて歩こう」や「いつでも夢を」「川の流れのように」などおなじみの曲に、お年寄りらは時折歌を口ずさみつつ、聞き入った。

 続いて、向日市での「ひまわり寄席」などで乙訓にゆかりの深い上方落語家の桂米紫さんが、演目「相撲場風景」などを披露。会場は笑顔に包まれた。

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