https://www.asahicom.jp/imgopt/img/d8553e0e9f/hw414/AS20240410003941.jpg
光の演出が施された竹島橋=2024年4月7日、愛知県蒲郡市竹島町、戸村登撮影

 「八百富神社社叢(しゃそう)」として、国の天然記念物に指定されている竹島(愛知県蒲郡市竹島町)と橋のたもとの公園「竹島園地」を結ぶ竹島橋(長さ387メートル)をライトアップする取り組みが始まった。橋の片側の手すりにテープ状のLED照明が施されていて、光の帯が海に浮かんで見える。

 市みなとみらい課が今月6日に始めた「蒲郡東港地区あかりの社会実験 竹島園地竹島橋ライトアップ」。毎日午後6時~10時、点灯する。

 竹島は、市を代表する観光地で、今回の社会実験は、危険な暗がりをなくして安心・安全を守りつつ、夜にも訪れたくなる環境づくりが狙いという。LEM空間工房(大阪市)の長町志穂代表が提案した照明デザインだという。竹島橋のほかにも園地に設置されているアートベンチやモニュメント、樹木などにもLED照明をあてて光の演出をしている。

 問い合わせは、市みなとみらい課。(戸村登)

https://www.asahi.com/sp/articles/ASS4B4397S4BOIPE01GM.html?iref=sp_ss_date_article