１１日正午頃、東京都中央区の日本橋高島屋で開催されている金製品の展示・販売会「大黄金展」会場で、純金製の茶わん（販売価格約１０００万円）がなくなっていることに店員が気付き、１１０番した。防犯カメラに茶わんを持ち去る男の姿が映っており、警視庁中央署が窃盗容疑で行方を追っている。

　中央署幹部によると、茶わんは透明な商品ケースに入った状態で、展示されていた。防犯カメラに同日午前１１時４０分頃、ケースから茶わんを取り出し、リュックに入れて立ち去る男の姿が映っていたという。男は２０～３０歳代とみられ、灰色のトレーナーに黒色系のズボン姿だった。

　運営会社のホームページによると、大黄金展は今月１０日に始まり、会場には置物や食器など１０００点以上の金製品が展示されている。

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