【フィギュア】本田真凜22歳に 明かしたファン、フォロワー125万SNS、スケートへの思い
8/21(月) 5:00配信 日刊スポーツ

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21日の誕生日を前にファンと交流した本田真凜は自身のグッズのTシャツを着て笑顔を見せる(撮影・松本航)


 フィギュアスケートで16年世界ジュニア女王の本田真凜(JAL)が21日、22歳の誕生日を迎えた。

 明治大4年生の節目の1年を過ごす中で、今夏はアイスショー「ワンピース・オン・アイス」に出演。競技者としても秋からのシーズン本格化に備えている。誕生日2日前に都内で開いたファンイベント後に、ファンへの感謝、現在のスケートに対する思い、未来への考えを明かした。【取材・構成=松本航】

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 8月19日、都内でファンとの交流イベントを開催すると知った。

 普段の競技会の取材では演技の内容、次戦への意気込みなどが中心となる。

 22歳の誕生日を前に、今、どのような思いを胸に抱いているのか−。

 主催者を通して取材の相談をすると、時間を用意してくれた。自身のグッズを手にし、抽選で選ばれた数十人のファンと約20分のトークショーで交流。チェキの撮影を終えた本田の表情は、生き生きとしていた。

 「同い年で『小学生の頃から応援しています!』とおっしゃる方もいました。『そんなに長く応援してくださっている方もいるんだ…』と思いました。皆さん、本当に来るだけで大変なのに…。ありがたいです」

 ジュニアだった中学生の頃、本田から聞いた印象的な話がある。いつも演技前の練習では会場の4方向の客席に目をやり、観客の中から4人の“ターゲット”を見つける。緊張感ある競技会本番、その4人に感情を届ける演技を心がける。多くの選手がジャッジを意識する中で、幼少期から自然と続けていた意識に驚いた。懐かしい話をしながら、本田は穏やかにほほえんだ。