多摩都市モノレールは、多摩地域南北方向の公共交通網の充実、
核都市間相互の連携強化、自立性の高い地域形成を図ることを
目的としています。全構想路線約93kmのうち、立川北〜上北台
間(約5.4km)を平成10年11月、多摩センター〜立川北間
(約10.6km)を平成12年1月に開業しました。多摩センターを
起点とし、高幡不動を経て立川に至り、玉川上水を通って上北台
に達する延長約16kmの区間で、多摩市、八王子市、日野市、立川
市及び東大和市を通過します。沿線には、大学(中央大学、明星
大学、帝京大学等)やレクリエーション施設(多摩動物公園、多
摩テック、昭和記念公園等)があります。
 また、平成12年1月の「運輸政策審議会答申第18号」において、
上北台〜箱根ヶ崎間約7kmについては、2015年までに整備に着手す
ることが適当とされています。また、多摩センター〜町田駅も着
手する予定。
・区間     多摩センター駅〜上北台駅〔開業部(延長約16km)〕
        上北台駅〜箱根ヶ崎駅  〔延伸検討部(延長約7km)〕
・輸送システム 跨座型モノレール
・定員     416人(5両編成)
・表定速度   約27km/h
・所要時間   約36分(多摩センター駅〜高幡不動駅間約13分
、高幡不動駅〜立川北駅間約11分、立川北駅〜上北台駅間約12分)