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「エジプトでは肛門の羊飼い」古代文明で使われていた薬と治療 [きつねうどん★]
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2021/11/02(火) 07:46:00.06ID:CAP_USER
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(※画像はイメージです/PIXTA)

医学が発達していなかった頃、人々は神に祈ったり、呪術などで怪我や病気を治そうとしていましたが、薬草の効果も知っていて治療に用いていたようです。どのような植物が薬として使われ、どのような治療が行われていたのでしょうか

古代遺跡から見つかった薬草
イラク北部にあるシャニダール洞窟からは、約6万年前のネアンデンタール人の骨が見つかっていますが、セイヨウノコギリソウやゼニアオイの花粉も多く見つかっており、これらの植物を利用していたと考えられています。

セイヨウノコギリソウはヨーロッパ原産のアキレア属の多年草で、春から秋にかけて白色または薄紅色のふさ状の花を咲かせます。組織を収縮させる効果があるので、出血を減らしますから、切り傷や擦り傷に草の汁を塗っていたのかもしれません。

属名のアキレアは、ホメロスの叙事詩『イリアス』に登場するトロイア戦争の英雄アキレスが傷薬として利用したことに由来する、といわれています。ヨーロッパでも「兵士の傷薬」と呼ばれ、古くから利用されていました。また、抗炎症作用や抗病原性、抗潰瘍性もあり、今でも呼吸器感染症や消化器疾患、皮膚疾患の治療に使われています。

また、ゼニアオイの花や葉には、粘膜を保護する成分が含まれているので、風邪を引いた時の喉の痛みや腫れを抑えるために利用されていたのかもしれません。現在もゼニアオイの花のエキスは、保湿効果を高めるために化粧品や洗顔料、ボディーソープなどに利用されています。

古代エジプトの薬と治療
紀元前3300年から525年まで続いた古代エジプト文明では、呪術や宗教的儀式で治療を行う面もありましたが、医師もすでに存在していました。エジプトの医師が優秀なことは広く知られており、他の国の王族が治療を求めることもあったようです。

医師はエジプト各地におり、男性医師に関する最初の記録は紀元前2700年に遡り、医師へシーラは王の「歯科医師および医師の長」であったと書かれています。女性の医師に関する最初の記録は紀元前2400年で、女性も医師として活躍していたことがわかります。医師たちは歯科医、肛門科医、消化器科医、眼科医など、各々が専門分の分野で働いていました。なお、肛門科医は「肛門の羊飼い」とも呼ばれていたようです。

紀元前1500年頃に書かれた医学書『エーベルス・パピルス』には、病気を起こす悪魔を退治するための呪文や魔術など約700以上の治療法を記載しています。

患者から寄せられた主な症状は、風邪や消化器系の症状、頭痛だったようで、頭痛には、ミントや雄鹿の角、いちじくの種などを擦って混ぜ合わせ、頭に塗っていました。

また、喘息には蜂蜜と牛乳、ごま、乳香を、火傷や皮膚疾患にはアロエを使っていました。痛みを訴える場合はタイムを、消化器系の問題にはミントやニンニク、白檀、ジュニパーを利用したようです。嘔吐を止めるためにはミントを、逆に嘔吐させたい場合はマスタードを使いました。
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2021/11/02(火) 07:46:08.33ID:CAP_USER
その一方で、人体の骨格構造や血液循環の仕組みなどに関する科学的な記述も残っています。『エーベルス・パピルス』に記された古代エジプト人の心血管系の理解について、「正確ではないにしても、驚くほど洗練されている」と評価している研究者もいます。

なお、当時の医師にとって皮膚の表面や皮膚に近い部分での手術は一般的な技術であり、骨折や脱臼した関節の治療も行なっていました。ただし、麻酔薬や消毒薬はなかったので、体の奥深くにある臓器などへの手術は行なっていなかったようです。

医学が進んだ古代ローマ
古代ローマ人は、古代エジプトとギリシャから医学を学んだようです。ローマ帝国では、領土を拡張するために兵士の健康管理が重視され、戦場で手術を行うこともありました。カテーテルや鉗子、メスなどの手術キットを戦場に携さえ、使用する前には熱湯消毒もしていたのです。痛みを抑えるためにアヘンなどを用いていましたが、麻酔薬はまだありませんでした。また、兵士や退役軍人を治療するための病院も建設されていました。

古代ローマには助産婦がおり、出産のために妊婦の腕や背中を支える椅子も開発されていました。ちなみに、紀元前1世紀に活躍した将軍で独裁政権を敷いたユリウス・カエサルが、帝王切開で生まれたというのは俗説です。帝王切開のことは、ラテン語でsectio caesareaといい、「caesarea(切開する)」を「カエサル」と誤訳したために、「帝王切開」と呼ばれるようになったと考えられています。

また、さまざまな薬草も治療に利用されていました。皇帝ネロが支配していた時代にローマで開業していたギリシア人の医師で植物学者、薬理学者のペダニウス・ディオスコリデスは、600種類以上の薬草を使って治療する方法をまとめた『薬草療法』という本を出しています。ガレノスは症状と対極にあるものが症状を改善すると考え、風邪を引いた人にはトウガラシを、発熱を訴える人にはキュウリを与えていました。

古代ローマの人々は、衛生状態を改善することで病気の蔓延を防げることを知っていました。水道設備を整え、大規模な公衆浴場を建設しました。ローマだけでも9つの公衆浴場があり、温度の異なるプールやジム、マッサージルームを備えているものもあったのです。

このように繁栄を誇ったローマ帝国ですが、395年に西ローマ帝国と東ローマ帝国に分裂し、西ローマ帝国は476年に、東ローマ帝国は1453年に滅亡します。ローマ崩壊後、ルネサンス時代に至るまで、ヨーロッパの医学は進歩を遂げることができず、長い低迷期に入りることになります。

https://gentosha-go.com/articles/-/38255
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2021/11/02(火) 08:29:23.47ID:rxlcJiOa
ローマの公衆浴場を廃止したのはキリスト教なんだよな・・・。
理由は簡単。裸の付き合いは退廃的だから。
その結果、ゲルマン人の大移動と重なって衛生環境がぶっ壊れてしまったとか。
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2021/11/02(火) 08:40:35.93ID:YQKBpb5A
でも、にんにくってずいぶん昔からありうんだな
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2021/11/02(火) 09:07:59.91ID:j6FuuVDU
ノコギリソウは女性の漢方薬や夜間の頻尿にも配合されてるよね
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2021/11/02(火) 09:22:29.97ID:XSQmGL4H
一説によると羊→羊飼い→売春婦の順でエイズは広まった
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2021/11/02(火) 11:15:41.44ID:/ndHYdqi
火傷や皮膚疾患にはアロエを使っていました。

この頃からアロエはやけど治療に使ってたんだな。
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垢版 |
2021/11/02(火) 14:36:54.86ID:erZ1FsxJ
>>7
因幡の白兎の治療には蒲黄(ガマの花粉)
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