金沢市内の寿司店でアニサキスによる食中毒が発生し、金沢市保健所はこの店を2日、一日の営業停止としました。

 1日昼頃、金沢市内の医療機関から患者の胃からアニサキスが検出されたと金沢市保健所に連絡がありました。

 患者は50代の男性で前日の夜に金沢市森山2丁目にある「恵比須寿し」で刺し身の盛り合わせを食べていました。

 調査の結果、男性の胃壁からアニサキスが検出されたことや、男性が凍結や加熱の処理がされていない魚介類を食べたのはこの寿司店だけなことなどから、この店で食べたシメサバかタラの子付けによる食中毒と断定しました。

 金沢市保健所はこの店に2日、1日の営業停止を命じました。今年に入って金沢市内のアニサキスによる食中毒は5件目と1年間で4件だった去年やおととしと比べても増加しています。

https://www.ishikawa-tv.com/news/itc/00248806