【ニューヨーク共同】ユニークな科学研究などに贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が15日、オンラインで開かれた。円柱形の取っ手やつまみなどを片手で回す際に何本の指を使うのかについて調べた千葉工業大の松崎元教授らが「工学賞」を受賞した。

 日本人のイグ・ノーベル賞受賞は16年連続。松崎氏は「研究の目の付け所が評価されてうれしい」と語った。

 研究はさまざまな太さの円柱を用意し、指を何本使って回すのかを分析。円柱が太くなるほど使用する指の本数が増えることや、円柱に触れる際の指の位置などを明らかにした。

 研究結果はふたなどを設計する際に役立てることができるという。

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