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4年で108人死亡 岡山県「人食い用水路」はなぜそのままにされているのか? [きつねうどん★]
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2023/04/09(日) 07:50:29.05ID:kVUgBvnq
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岡山県の用水路(画像:岡山県)

 後続車を先に行かせようと道路脇のスペースにハンドルを切った結果、側溝にハマってしまい、車が損壊した福井県敦賀市の男性――。

 2022年11月に発生したこの事故で、男性は壊れた車の修理費として60万円余りを支払うことになった。しかしながら、事故原因となった側溝を管理する福井県が提示した賠償額はわずか11万円だった。当然ながら、男性は憤慨している。

 このニュースは、週刊誌『フライデー』のインターネット記事「「ひどい話ですよ」福井県が道路の側溝のフタを外す“落とし穴“を作った驚きの理由」(2023年4月2日配信)で報じられ、その後、地元紙『福井新聞』でも取り上げたことで、県内外で注目を集める騒ぎとなった。ヤフーニュースに配信された『フライデー』の同記事には、なんと3500件以上のコメントが付いている(4月8日時点)。

 報道を受けた県側は、排水機能の向上やコスト削減などの理由でフタのない側溝が存在することを説明。さらに事故を受けて対策を講じるとコメントしている。-

 道路脇の側溝にフタも柵もなければ、転落の危険があるのは当然だ。しかし側溝以上に危険なものがある。側溝よりも巨大で、フタも柵もない

「用水路」

である。柵がなければ、街灯のない夜間だけでなく、日中でもなにかの拍子に転落する危険がある。筆者(昼間たかし、ルポライター)は福井県のニュースを読んで「岡山県」の用水路を思い出した。

 岡山市南部や県南部の倉敷市には、そのような用水路が当たり前に存在している。当然、転落事故は多い。

「1日1件以上」転落事故が発生

 2020年3月に岡山県がまとめた「用水路等転落事故対策ガイドライン」には、2013(平成25)~2016年の消防本部の統計が掲載されている。

 これによれば、この期間の用水路への転落による出動件数は1562件だ。年平均では391件となり

「1日1件以上」

の転落事故が発生している計算だ。

 悲惨な事故になる事例も多い。事故に遭った人のうち中等症以上(死亡・重症・中等症)のけがを負ったのは全体の47%にあたる736人、そのうち

「108人」

は死亡している。

 このほか統計によると、年齢別の事故被害者は65歳の高齢者が全体の54%であることや、転落の際に使っていた交通手段は徒歩が53%、自転車が27%となっていることも記されている。毎日のように誰かが転落するゆえに、岡山の用水路は、誰が呼んだか

「殺人用水路」
「人食い用水路」

と呼ばれるようにもなっている。

転落防止対策は「10年にも満たない」

 もちろん行政も手をこまねいているわけではない。

 岡山市では2015年9月以降、危険箇所のチェックを行い、柵を設置するなどの工事を行っている。倉敷市でも同様だ。また、県でも前述のガイドラインを市町村や関係団体に配布し、注意喚起と転落対策強化に務めている。
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2023/04/09(日) 07:50:39.90ID:kVUgBvnq
 しかしここで気になるのが、柵を設置するなどの対策強化が始まってから、

「10年にも満たない」

ということだ。これまでも長い年月にわたって用水路に転落する人は絶えなかったはずなのに、なぜ放置されてきたのだろうか。

 2023年度の予算案で、新たに100か所の追加対策を実施することを決めた岡山市の道路港湾管理課に尋ねると、まず

「危険ですが、用水路が“かみつく”わけじゃないですからねぇ」

というユーモアのある回答が返ってきた。

近年まで問題化されなかったワケ

 道路港湾管理課の担当者は、丁寧に解説してくれた。もともと干拓地である岡山市南部や倉敷市には縦横無尽に用水路が走っている。その総延長は岡山市内で約4000km。倉敷市内で約2100kmにも及ぶ。

 そもそも用水路がとても多いのだから、それに比例して転落する人が多いのはわかる。その上で担当者は、事故が目立つようになった背景として、次のふたつを挙げる。

・干拓地の田畑が宅地化され人口が増えたこと
・高齢化が進み転落し、かつ重症となる人が増えたこと

「以前は、用水路に落ちた程度なら自分ではいあがっている人が多かったんです。しかし、高齢者が増加したことで、転落した際に救急車を呼ばなくてはならないようなけがを負ってしまう人が増えているのだと思います」

 さらに担当者と話しているなかで、岡山出身の筆者は、近年まで問題化されなかった背景に岡山人の“気質”があると感じた。どういうことかといえば「用水路に落ちた」と人に知られるのは

「ふうがわるい(みっともない)」

のである。

 ほかの地域では心配されそうだが、岡山では「あの人は用水路に落ちたんで」と、少なくとも1か月は笑い者にされる可能性は高い。親戚であれば法事で顔を会わす度にいわれそうだ。

 だから、岡山では用水路に落ちても多少のけがなら自力ではいあがって、救急車を呼ぶこともなかった。ところが、近年は高齢者の転落が増えたため多少のけがではすまず、救急車を呼ぶことも増えた。このことで問題が可視化され、岡山人も笑い者にしている場合ではないとようやく気づいたわけだ。

柵設置に住民から反対の声も

 こうして問題意識が高まってきたわけだが、いまだ岡山の用水路では柵もなにもないほうが当たり前だ。事故を防ぐためには、早期の対策が求められるはず。しかし、担当者は対策の効果に疑問を持っている様子であった。

「岡山市内だけで約4000kmもあるので、全部に対策をするのは無理です。お金もかかりますしね。それに柵があっても落ちる人は落ちます。柵の隙間から落ちるんですよ」

それどころか、用水路のある地域の住民が柵の設置に反対することも多いという。

「道路幅が狭いところも多いので、車が通りづらくなるから柵の設置はやめてほしいと反対されることも多いんです」

 結局、もっとも効果的な対策は、通行の際に用水路に落ちないように気を付ける周知活動だという。県内では役所のほか県警がチラシで用水路への注意喚起を行うなど、地域でも取り組みが盛んだ。

 それでも転落する人は絶えない。そのためなのか、岡山県では用水路に転落した人を助けたとして人命救助で表彰される人もとても多い。最後に、担当者からはこんな話も。

「自転車で転落して頭を打つ事故も多いんです。ちょうど自転車のヘルメットも義務化されましたので、かぶったほうがいいでしょう。やっぱりヘルメットは重要ですよ」

https://merkmal-biz.jp/post/37568
0003Ψ
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2023/04/09(日) 07:59:16.96ID:sM6jKgq9
川が近いから子供が溺れる様な感覚か?
日常ある危険に対策打つとコストも大きくなるからな
川沿いに「川で遊ばない」の看板に
鉄柵で川に近づけないようにするようなもんだ
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2023/04/09(日) 08:23:25.81ID:OmIKU5L3
柵のない用水路って全国結構あると思うけど
こんなに道路とピタッとくっ付いているのはあまりない
通常道路からちょっと離れたところにある
用水路に沿って道路作ったのか道路に沿って用水路作ったのか
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2023/04/09(日) 08:40:38.43ID:pbA12MsF
どこで差がついた
 岡山 広島
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2023/04/09(日) 08:44:35.50ID:2G+SzdQq
わけのわからん言い訳してないでいいから、さっさと蓋しろよw
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2023/04/09(日) 09:04:16.77ID:v3LN5IsJ
不注意なだけ
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2023/04/09(日) 09:05:59.23ID:4x+7nQUV
なぜ岡山だけ?
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2023/04/09(日) 09:24:54.47ID:uNHynudp
ワシが小学生の時落ちた水路は暗きょになってたな
ストリートビューで知った
小学校のすぐ前だもんな
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2023/04/09(日) 09:28:51.28ID:Vsr4+zpP
>>6
イナカ者には蓋を買う金がない。
おかげで都会者が不細工なヘルメット着用が義務化されて、これは岡山の実力だ。
これからも実力を見せつけてやるぜ。
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2023/04/09(日) 12:59:28.78ID:PnqeYWK9
これはふうがわりい。
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2023/04/09(日) 18:39:03.11ID:QUp2Ab3z
道路作る基準無いの?
岡山県がソレを無視してるなら他県の被害者は訴えれば勝てるんじゃね
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