ジャーナリストの青木理氏が18日、TBS「サンデー・モーニング」に出演。地球規模の気候変動の深刻さに「子供や孫の世代になってくると、地球に生きられるなくなっちゃうんじゃないの?」と憂えた。

 番組では、地球温暖化によって海水温が上昇し、エルニーニョ現象が多発する“スーパーエルニーニョ”の発生リスクなどを伝えた。

 それを受けて青木氏は、「僕も仕事柄、地方に行くんだけど、去年だったか一昨年だったか、函館に行ったときに、名物のイカが全然獲れない。ブリなんかが出てきたりする。僕と関口さんとで『サンマ食べたいけど、食べられないよね』って話をするけど、明らかにおかしくなっている。この梅雨の合間の、昨日とか今日の暑さって異常ですよ」と実感としての気候の異常性を語った。

 その上で「国際的な気候変動対策をもっとペースを上げていかないと間に合わない」と提言。「僕らの世代はともかく、子供や孫の世代になってくると、地球に生きられるなくなっちゃうんじゃないの?という辺りまで真剣に考えなきゃいけない」と話した。

https://www.daily.co.jp/gossip/2023/06/18/0016488016.shtml