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民間軍事会社「ワグネル」創設者プリゴジン氏がロシア正規軍と絶縁宣言 反政権派と手を組み“打倒プーチン”に動くか [きつねうどん★]
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2023/06/20(火) 12:04:02.37ID:7HqEWGfJ
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ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者、エフゲニー・プリゴジン氏(写真/AFP=時事)

 膠着するウクライナ情勢に新展開だ。東部でウクライナ軍が反転攻勢をかけ、2つの州を取り戻すなか、ロシア国内では“飼い犬”が反旗を翻した。プーチンの命運が尽きかけている。

「ショイグ国防相とはいかなる契約も結ばない」。ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者、エフゲニー・プリゴジン氏は6月11日、SNSでこう発言した。最前線でウクライナ軍との戦闘を続けているワグネルによる、ロシア正規軍への絶縁宣言だった。大和大学社会学部教授の佐々木正明氏が語る。

「プリゴジン氏は2011年頃からプーチン大統領の汚れ役を担い始め、ロシア軍の“別動隊”として信頼を得てきました。

 これまで政権に表立って反目する人間がいなかっただけに、この発言は目立つ。プリゴジン氏の存在感が強まることで、クレムリン内の勢力図が変容していると思われます」

 プリゴジン氏はこれまでもワグネルに弾薬が供給されないことに激怒し、セルゲイ・ショイグ国防相とワレリー・ゲラシモフ総司令官を名指しして「ショイグ! ゲラシモフ! 弾薬はどこだ!」と怒号を飛ばして正規軍への不満を露わにした。

「彼らの“気まぐれ”のせいで想定される水準の5倍もの戦闘員を失った」と主張し、5月20日にはSNSで戦死した兵士の遺体を撮影した動画を公開。「ロシア軍はきちんとした運営が行なわれていない」「確実に領土の一部を失うことになる」など苛烈な批判を繰り返してきた。国際アナリストの北野幸伯氏が解説する。

「プリゴジン氏はプーチン氏が創ったシステムのなかで力を蓄えてきた。一方でプーチン氏もワグネルが戦場で最も勇敢に戦う部隊であるからこそ自由を与えている。そのことがショイグ氏やゲラシモフ氏の反感を買い、正規軍がワグネルに弾薬を回さないなどの嫌がらせを招いた。プリゴジン氏がウクライナ東部のバフムトの完全制圧宣言をした後、撤退すると言い出したのも正規軍への反発ゆえです」

 プリゴジン氏が軍部を痛烈に批判するさなか、チェチェン共和国のラムザン・カディロフ首長も同調し、「弱腰の国防省幹部を最前線に叩き込め」と批判。元ロシア兵がインタビューで軍への不信感を口にするなど、ロシア正規軍への風当たりは強まるばかりだ。

 これまでプリゴジン氏は、軍には反発するものの、プーチン氏への批判は避けてきた。だが、筑波大学名誉教授の中村逸郎氏はその関係にも変化が起きていると指摘する。

「“ショイグと契約しない”という発言は、これから自分たちは独自に動くという宣言に他ならず、プーチン政権との決別にも取れます。このところプリゴジン氏はプーチン政権の戦況の見通しの甘さを指摘し、『ロシア革命が起きかねない』とも発言していた。両者の溝が深まっていることは間違いないでしょう。

 ワグネルがバフムトから撤退する際に、ロシア正規軍と撃ち合いになったとの報道もありました。プリゴジン氏が反政権派と手を組み、“打倒プーチン”に動く可能性は十分にありえる。実際、プリゴジン氏が5月25日に撤退を表明したタイミングで、ゼレンスキー大統領が反転攻勢を仕掛けています。タイミングの良さから、両者が裏でつながっていると見る向きさえある」

 ウクライナ国防省情報総局のヴァディム・スキビツキー副局長は「プーチンは自国民に殺害されることを最も恐れている」と語ったが、その実行役をワグネルが担う可能性が出てきたのだ。

「ロシアは今年9月に統一地方選挙が行なわれ、来年3月には大統領選挙を控えています。統一地方選挙は大統領選挙に大きな影響を与えるため、9月を前にプーチン氏が弾圧・統制を強めることは想像に難くない。プーチン氏暗殺を実行するならその前。8月の可能性が高い」(中村氏)
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垢版 |
2023/06/20(火) 12:04:10.33ID:7HqEWGfJ
ロシアの明智光秀
 プリゴジン氏がプーチン氏のタマを取り得る背景に、“援軍”の存在がある。現在、政権中枢にワグネルと接近する勢力が複数あると言われている。

 プリゴジン陣営に近しい人物として挙げられるのが、ウクライナ戦線の副司令官であるセルゲイ・スロヴィキン氏だ。2015年のシリア空爆でプリゴジン氏と共闘、同氏に「最も有能な司令官」だと評価された。

 スロヴィキン氏は昨年10月、総司令官に任命されたが、「ウクライナ戦線における司令官としては権力を持ちすぎた」と睨まれ、たった3か月で副司令官に降格となった。代わりに就任したゲラシモフ総司令官とショイグ国防相に対しては“複雑な感情”を抱いているとされる。

 プリゴジン氏の野心は過熱しており、野党の公正ロシアの党首、セルゲイ・ミロノフ氏に接近しているとも報じられた。

 ロシア国内でのプリゴジン氏に対する評価はすこぶる高く、元ロシア大統領顧問のセルゲイ・マルコフ氏はプリゴジン氏を「新しい英雄」とし、「ロシアの国家的な宝」と讃えた。

 さらに、ロシアの独立系世論調査期間「レバダ・センター」が発表した「最も信頼できる政治家」の調査ではプリゴジン氏が5位に入っている。中村氏の話。

「プリゴジン氏の最終目標はプーチン氏から権力を奪い取ることでしょう。暗殺、それができなければクーデターの形で、ワグネルを率いてクレムリンに乗り込むことになる。

 プーチンの他の仲間たちが銀行や天然ガス会社、石油会社のオーナーになって“我が世の春”を謳歌する陰で、プリゴジン氏は汚れ役ばかりを任されてきた。自分だけが冷や飯を食わされてきたという忸怩たる思いがあるはずで、プリゴジン氏の立ち位置は、織田信長に謀反を起こした明智光秀と似ています」

 プーチン氏にとって憂いはプリゴジン氏だけではない。政権打倒を掲げる自由ロシア軍やロシア義勇軍がプリゴジン氏と手を結ぶという話も飛び出ている。

 中村氏によれば、「ワグネルがこれらの反プーチン組織から武器を調達、ロシア正規軍の位置情報を提供しているとの情報もある」という。

「もちろんプーチン氏もプリゴジン氏の動きを察している。しかし、今の彼にはワグネルを潰す力がない。戦争を続けるにはワグネルに頼らざるを得ず、手を出すことができないのです。プリゴジン氏と他の勢力が完全に結びついてしまえばチェックメイトです」(中村氏)

 手懐けていた飼い犬に噛み殺される日は、刻一刻と迫っている。

※週刊ポスト2023年6月30日・7月7日号

https://www.news-postseven.com/archives/20230619_1880074.html
0003Ψ
垢版 |
2023/06/20(火) 13:25:24.89ID:2xqXIo/U
プーチン殺せば英雄だぞ
やれ!
0004Ψ
垢版 |
2023/06/20(火) 13:54:45.55ID:PDDnbGlE
そもそも「民間軍事会社」という時点で俺の理解を超えている
戦争を請け負う会社なんだろ?
0005Ψ
垢版 |
2023/06/20(火) 14:26:40.77ID:RXstLFdf
プーチンが脳転移悪化して執務もままならない状態を見切ってるんだろうなぁ
したたかだよw
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